2010-07-27

スラムスタディツアー

今回のスタディツアーを通し、
これまでに頭の中でイメージしていたケニアのスラム地域とは違う現実のスラム地域をのぞき、
インタビューを通じて新たな発見ができた。

私がフィリピンのごみ山に住む人々と活動していた時にも感じていたことを改めて感じることも出来た。

それはやはり自分が思い描いてるよりも人がいきいきしているということ、
人とのつながりの強さ、人のたくましさであり、
どれも先進国といわれている日本の人よりもすぐれている部分を開発途上国の人々は兼ね備えているのではと思わされる。

そしてあのような貧困層といわれる人々と会って少しの時間だけでも過ごして、そう感じることにより、
彼らのことをかわいそうなどとは全く思わない。
むしろ彼らのように生きたい、彼らのような人として誰もが築ける喜び・環境をうらやましく思う。

日本でのお金や娯楽で手に入れられる喜びは、それはそれで構わない、私も嫌いではない。

ただ、人として自分の存在を感じることのできる環境、愛すべき人・家族とともに支え合い生きることから得ることのできる喜びを身近に感じることが出来ている点では、我々日本人よりも何歩も先にいるケニアやフィリピンの人々、今回のスラムの人々。

自分の存在を確認できることで、自分が先に進んでいく力を、
周りの人のために生きていこうとする力が生まれてくる。だからこそ彼らは特にこどもたちは素敵な顔をするんじゃないかと考えてみた。



Toutaonana baadaye.

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