と最近同僚によく言われる。
といってもねだられるのは
ビスケットと髪の毛。
お金ではない。
髪の毛は単純に欲しいらしいが
もちろんあげるつもりはない。
日本に帰国する前ですら、置き土産にするつもりもない。
ビスケットは
ただ、チャイタイムに職員みんなで一緒に食べたいという理由である。
そして、ビスケットを持って行った翌日もしく翌々日には
他の同僚がマンダジ(ドーナツみたいなん)をみんな用に持ってきてくれる。
以上の理由から、
髪の毛とは違い、ビスケットは頼まれると極力持っていくことにしている。
そしてそれを皆でわけっこしながら、おしゃべりとチャイを楽しむのである。
ある種の助け合いというか持ちつもたれつ。
ケニア人によく言われる
「なんかくれ~」口撃も全てが全て悪いわけでもないなと感じるし、
いきなり人に「物くれ」と頼むこと自体が良くないと感じるのは先進国出身の感覚なのか
こうして物の与えあいという形で助け合って生きているという観点では考えられないのか
このように
ケニアの習慣・文化を改めて考えてみるとおもしろかったり、頭がこんがらがったり。
けど、半年経過した今でもケニアを嫌いにはなれない。
そして「嫌い」と判断出来るほど、まだ俺はケニアをケニア人をそこまで知っていない。
2年間じゃ足らないかもしれないが、もっとケニア人とケニアを勉強しよう。
Tutaonana baadaye.
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