やっと逃げ出したボーイズの一人
カイルがKRSに帰ってきた。
相当怒られた彼だが、
どこで見つかったかというと彼の実家。
もちろん無銭の彼は
数百キロの距離をヒッチハイクで帰ったということをマサルから聞いていた。
マサルによると、ここケニアでは
迷子のふりをし、その辺を通る車にお願いすると容易く乗っけてもらえるらしい。
そして実家に帰ってから、彼の母親が
ナイロビのゲダスル更生学校に彼を連れてき、現在KRSに戻ってきたという次第である。
そんな生きるタフさを見せつけたカイルに
お前、やっと帰って来たか!?マサルも俺もほんま気にかけててんぞ馬鹿野郎。
で、おかんに会えてんな。外はどやった?
と聞くと。
「Poa.(最高)」と答えるカイル。
最高ちゃうわ!と思いつつ、
もう繰り返すなよ、繰り返せば繰り返すほどここでの生活期間が延びるねんぞ!
と伝えておいた。
彼が無事だったことと、
他の教員にたっぷり、がっつり、こってり叱られてたからか
おもっきし怒ることもできず。
でもほんまに無事でよかった。
ただ、残す気がかりは、逃げ出したもう一人
ティモである。
明日もっかい同僚に彼の情報について聞いてみよ。
Tutaonana baadaye.
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