2011-02-26

JOCVと更生学校ボーイズのサッカー交流

ハートniシュートという隊員が企画するイベントがある。
それはJOCVとケニアの子どもたちがサッカーを通して交流するもの。

今回はカベテ更生学校で活動する隊員が企画し、
近くのゲダスル更生学校と少し離れたワムム更生学校との合同サッカー大会だった。

うちのボーイズは参加しなかったものの、
俺は、他の更生学校のボーイズの様子観察
そして、サッカーを楽しむために参戦!!


やっぱり、どの生徒たちも基本的に体格はケリチョボーイズとは異なるが、
中身はそこまで大きな差はなかった。

サッカーという一つのものに一喜一憂するところなんか、
どこのボーイズも一緒。


そして試合のほうはと言うと…
カベテ、ゲダスル、ワムムの総当たり戦で最も成績の良かったチームが
我らがJOCVチームと対戦するという
我々にとってなんとも好条件。

しかし、彼らの試合を見る限り
体力、走力は並ではなかった。。

そして現地に集合してから
3時間も待ってついに挑んだ試合。
ワムムボーイズvsJOCVチーム。


これまでに試合をこなし疲れたボーイズvs待ちに待ち続け体力多少減のJOCVチーム

結果
0-2で敗北。

なんてこった。。
チャンスはいくつかあったが物にできなかった。。


次は来月に
マイホームタウンことケリチョにて開催予定のハートniシュート。

今のうちのボーイズの実力では
JOCVチームに勝つのは相当難しいと思うが、
他の日本人との交流をしてもらうこと、
サッカーを楽しんでもらうこと、
それに向けて練習してきたものを実践してもらうことが大事。

ようやくだが、任地で行う初の大イベント。
万全の準備で挑んで、一矢報いてやろう。




Tutaonana baadaye.

2011-02-25

住居再確認

本日、
以前の住居確認で設置するように言われていた
裏口のグリルの確認と再度住居に問題がないかを確認するため

調整員と健康管理員のお二人が来ケリチョ。

活動後、夕方に
ひと通り、家の中を観察され、
不具合の有無をチェックされ、

差し入れの韓国ラーメンと韓国冷麺をもらい、
晩御飯用のチキンとチップスを喰らう。


お腹いっぱいと思いきや、
前回のこともあり、(前回の住居チェック時、調整員の方と食事をしたときに飯2人前をたいらげた)
晩御飯に誘われる。

もちろん断るわけもなく、
さっき食ったチキンも関係なく、
カレーをあっさりたいらげる。

しかもビール付き。
さらに活動の話やたわいもない話で盛り上がる。


ごちそうさまでした。
おかげで明後日のカベテ更生学校での試合も問題なしです!!

きっと。


ということで、
明日は午前のみ活動してナイロビにまた上京。

他の更生学校見学兼交流試合でぶちかましてきます!!




Tutaonana baadaye.

2011-02-23

初の本格練習

SKB22
本日Aチーム第二回めの練習日

今日はまともに練習することができました!!

先週金曜のBチームの練習も平等性をということで、
Aチームとの練習試合に振り替えたため、
まともな練習は今日が初めて。

まず、集合かけて
チームメンバーでみんなでゴミ拾い。

ゴミ拾いといっても、
基本ゴミはないため、
拾うのは石と木の枝がメイン。

これも拾いながらワイワイ喋りもって楽しくスタート。
ボーイズもなぜ拾うのかというのを意識しているので、文句なし。

これがいつの日か自発的に行われることがとりあえずの目標。


その後は普段グループでまとまって走らないボーイズに
メンバー皆揃ってのジョギング、そしてブラジル体操などウォームアップ!

プロの練習風景をテレビのニュースで見たことがあるため
説明は簡単。

「プロみたいに皆揃ってやってみ、チームでの練習はこれが基本やからな」と言うだけ
それだけでまさかの揃い具合。
どいつもこいつもサッカーが好きなだけのことはある♪

完璧に揃っているわけではないが、初めてにしては予想を覆すほどだった。

ウォームアップ後はボールの数がないので、
パスの練習をメインにして、ワントラップを入れたり、ダイレクトでやったり。

ひたすらパス→ちょっとシュート練習→ヘディング練習→ゲーム

今日のゲームの相手は、同僚が他の生徒らを集めて作ったチーム。
彼らもグラウンド半面を使って、同僚のコーチングの下、練習中。

なんか同僚のやる気が出てきて嬉しい。
他の同僚にもチームつよなったら近くの更生学校に連れてってもええんちゃう?と
それも、個人的には計画済み。ただ、まだまだ時期的に早い。
もう少し、次のターム休みでのJOCVとの交流戦を終え、練習を重ね、
彼らがもっと認められたら、マネージャーに掛け合ってみよう!


2時間近くの練習時間が
あっという間に過ぎる。

いつも16時過ぎには学校を後にするが、
クラブの時は18時くらいの晩御飯前まで。
よく言えば残業だが、苦どころか楽すぎる。


ボーイズもサッカーが好きだが、そこだけは俺も譲れない。





Tutaonana baadaye.

2011-02-19

ニタワミスィ

Nitawamisi. (I’ll miss them. 彼らが恋しくなるだろう。)
まだまだKRSに残る生徒が放課後にこう言った。

彼もサッカーうまいボーイズの一人でオブヤが去った今キャプテンを任されたやつである。

以前にも書いたが、
今回のリリースで20名弱のボーイズがKRSを去っていっている。
今週でも5名、来週にも5名程度リリースされるようだ。
そのことに関して彼と話をしていた時だった。

俺「また、来週も行っちゃうなー。俺は残るけどな。」
新キャプテン「俺も残るよ、あいつらとまたサッカーしたいけどな。」

俺「確かに。あいつらが俺に電話くれたらお前にも教えるからな。」
新キャプ「うん。けど、きっとそのうちあいつらも忘れちゃうよ。
Yuheiも日本帰ったら忘れちゃうよ。」

俺「んなわけあるかい、そんなん言うてるお前も忘れるんか?」
新キャプ「多分忘れる。」
俺「忘れるんかい!」

こんな会話だったが、彼の表情・トーンからして忘れるわけない。


これまでに去っていったボーイズもそれは同じだろう。
帰る前のボーイズにスケッチブック1枚ちぎって携帯の番号書いてあげている。

すると
そこに他の先生らの番号も書いたり
日本語の挨拶とかありがとうの言葉メモったり、
余白にKRSの見取り図や校舎の絵、ケリチョのタウンから更生学校までの地図を描いたりしている。

彼らにもそれなりの思い入れがあるんだ。
怒られて、キボコでぶたれても、
ケンカして泣かされても、
毎日おんなじ飯食ってても、

寝食共にした友達もいるし、
番号をメモって帰りたくなる先生たちもいる。


ケリチョタウンからの地図を描いてたボーイズに
「お前らその地図あったら帰ってこれんな。」と冗談で言うと
「帰ってこんし!Yuheiが俺んとこまで来い。」と返される。

更生学校という施設であって
彼らにはまた会いたいが、帰ってきて欲しくはない。
彼らの「帰って来ない」という言葉に力強さというか彼らの意気込みを感じた。

しかし、路頭にさまよう子どもたちをナイロビで見たりすると、
更生学校来いよ。と言いたくなる。
けどそれを言っちゃおしまいな気がしてならない。

道端で親子が寄り添って寝ている光景を見て、正直微笑ましいと思える時もある。
やはり、子どもらにとっては親と一緒にいられることが幸せなんだ。

リリースされる子どもたち=ちゃんと安全な帰る場所がある子どもたち
といっても
まだリリースされていない子どもたち全員に帰る場所が無いわけではない。
ほんのごく一部、全く身寄りのない生徒がいたりする。

そんなことが分かっていても、
今の自分にできるのは、毎日一緒に話し、遊ぶこと。だけ


とにかく、去っていったボーイズの無事を祈る。




Tutaonana baadaye.

2011-02-18

Hello?

ついさっきオブヤから
無事に着いてるぞーって電話があった♪

ほんまに電話してくれるなんて。

しかも親父の携帯借りてたらしく、オブヤ父とも話せました。
ただの日常的な挨拶と短い会話やけども、満足!

こうして、
無事に実家に帰れたということと

息子が昨日まで一緒に遊んでたただの日本人に
電話させてくれる親父がいるということで

安心。



明日はなんか朝一でナクルって町から客が来るらしいし
はよ寝よかな。

けど、気持ちが舞い上がってて寝れそうにない。





Tutaonana baadaye.

ワンタッチ王座決定戦

今朝早く、オブヤがKRSを去っていった。

昨日は、彼との最後のワンタッチ
3点先取一本勝負、真剣勝負、
どちらがうまいかをこれではっきりさせる勝負

結果、3-1で敗北。
悔しいけど、こればっかりは仕方ない。

「ありがとう。またサッカーとか一緒にしような、こことは別の場所で。」
「こちらこそありがとう、もちろんやし!電話くれよ、ほんで両親によろしくな。」
KRSにて最後の会話。

味気ない気もするがこれで十分。
最後は勝ちたかったな。。




Tutaonana baadaye.

2011-02-17

マンダジ解禁

ワンタッチでオブヤに勝ちました!!
なんでマンダジ解禁です!!
ちなみにマンダジは三角の形のドーナツみたいなもんです。

解禁ということで、
通勤路でマンダジをほぼ毎朝あげているケニアンの紹介をしたいと思います。

そのケニアン2人組はケリチョでは珍しく
俺のことを「ノジマ!」と名字で呼びます。
そんな彼らの揚げたてマンダジを2~3個(ひとつ5円)買って、食べながら更生学校に向かうのも
ひとつの日課というか楽しみ。

毎朝買わずとも挨拶交わし、無駄口たたきするやつら。
そして、購入時はなぜか注文数よりひとつ多くくれるやつら。しかも無言で。
かっこよすぎるやんけ!!

だからお返しに小銭に余裕のある時は、
いっつもおまけしてくれてありがとう。とお釣りをあげる。
もしくはソーダを一緒に飲む。


ケニアでは外国人は特に明らかにぼったくり価格を提示されるわけだが、
ここケリチョではぼったくられた覚えはほぼない。唯一ぼったくられたのは路上体重計にて体重を計った時のみ。
どれも一般的な価格で買わせてもらっている。

ま、会話のひとつとして笑顔で「まけてー!」とは言うものの、
別にまけてもらう必要のない価格を提示されているので、結果はどうでもよい。

値切ることよりも、彼らと喋ることがメインである。
限界まで値切るよりは、ちょっとでもケニアにお金を落とすというか
楽しく一時を過ごした相手の生活の支えになればと思う。

といっても法外な値段の提示を素直に飲み込んでいるわけではなく。
まー、こんなもんやろ?もうちょっといけそうやけどな?というとこで止めているだけ。

売り手に外国人客への変なイメージを与え、調子に乗らさん程度に値切る。

あれ、いつの間にか値切りの話になってしまった。


とにかく
明日の朝のマンダジが早く食べたい。
そのために今晩のご飯は相当軽めに済ませた。準備は万端。

しかし、マンダジのことを考えながら書いているため
明日への気力もみなぎるが、今猛烈に食欲もみなぎっている。

ちゃんと我慢できるだろうか。




Tutaonana baadaye.

2011-02-16

SKB22

Soccer Kericho Boys 22人
個人的には心の中で呼んでいるチーム名。
ボーイズの中でAKBを知る者がいるわけもなく、
全く理解されないのが目に見えているから、これからも心の中で呼び続けることにする。

先週末のセレクション結果発表を終え、
毎週火曜金曜のクラブ活動がはじまった。

本日はAチームの初練習日
朝からずっと練習プラン考え、
朝からAチームメンバーにくどいように3時10分集合を促した。

そして3時10分(全授業終了後に)綺麗に集まるメンバーとその他ボーイズ。
他のメンバーも混ぜてやりたいが、現時点では難しい。。

よっしゃ、まずはウォーミングアップというところで
まさかのリマンドボーイズがグラウンドに登場(リマンドのボーイズは基本グラウンドで遊べない。)

こればっかりはあいつらを返すわけにいかないので、
Aチームの腕試しということでいきなりの試合に予定変更。

内容としては悪くない、レフェリーをしながらボーイズにアドバイス。
ヘディングを試みる確率も上昇しているし、
お互いに「どう動け」という言いあいに近い指示や、周りからのサポートの声も増えている。

そして体格は劣るが見事勝利をあげるAチーム。
これで少し自信をつけたのは間違いないだろう。

今日、ボーイズに問いかけた
お前ら、来週は試合かパスやシュートの練習どっちがしたい?という質問に
「パスとかシュート!!」と迷わず答えたキャプテン。

褒めてあげたい。
こいつらが強くなるというよりも、いいチームになるために。
ただサッカーが強いチームよりは
チームとしての良さありきのただひたすらにサッカーの好きなチームを目指したい。

しかし、もちろん試合で勝ちたいのは勝ちたい。


さぁ、次は金曜のBチームの練習。
基本練習メニューはAチームと一緒の予定(今日のような急な変更がない限り)。
最近天気の調子悪いし、体調管理さらに気を引き締めてこ。




Tutaonana baadaye.

2011-02-15

デートプラン

今日はバレンタインデーということをすっかり忘れてた。
昨日の週末当番で同僚に
「Yuheiよ、お前のデートプランはなんや?」と聞かれ、
「いきなりどしたん?ええことあったん?」て聞いてもうた。。どんまい

こっちのバレンタインは花をプレゼントして、そっからデートって流れらしく
日本のバレンタインにたらん素敵さを再度感じたのが、素直な感想。
素直な感想というよりは、バレンタインへの嫉妬。

昨日今日と、町中で
バレンタインのご予定は?とたびたび聞かれ
「微塵も予定ないってー、予定くれ!」と嘆き
まだ間に合うぞ!とフォローの言葉をもらう。

間に合うわけあるかいっ!!
と思いつつ、スーパーの店員に無性に食べたかったチョコレートを
レジに通してもらい、帰宅。

学校ではいつものように男子にかこまれ(ま、男子更生学校なので当たり前)
ワイワイ過ごしましたとさ。


本日はサッカークラブメンバーのセレクション結果発表も終え、
僕たちボルテージ上がってます。

明日の初練習が待ち遠しい!!
そして来年のバレンタインも少し待ち遠しい。
せっかくやから、来年は予定作れるように学校外での活動も視野に入れてみるか。


話は変わるが、昨晩相当盛り上がったスカイプのせいで、
今晩は少しさみしい。

このさみしさがバレンタインと無関係であると願って。。




Happy valentine.

2011-02-14

エースオブヤ

ボーイズの中で断トツのサッカーセンスとスキルを持つ
オブヤ
彼もリリース予定の生徒の一人。

今回のリリース予定者に数人のサッカーうまいボーイズがいる。
クラブ設立とは裏腹に個人的に少し残念なことだが、仕方ない。
家に帰れるんだから。

そのボーイズらと比べても明らかにオブヤのレベルは違う。

そんな彼とのサッカーでのレベルは
なんとか負けないでいるが、
ワンタッチではそうはいかない。
勝率は5割程度である。

彼がリリースされるという情報を知ってから、
果敢に挑むもののこの3日間(計6ゲーム)負け続け。。
勝率も3割程度に落ちたかも。

本気でやってるのに勝てん。
「お前が出てくまでもう負けん」と言い切ったのに勝てん。
昨日も「参りました。明日は勝つからな。」と。


いつもどんなスポーツ・遊びでも大人げなく本気でボーイズと勝負してるけど、
負けた時は素直に負けを認めてる。

あいつらのやってやったぜ感まる出しの表情と勝利のコメントが
負けたにもかかわらず、嬉しい。
悔しいのは悔しい。
けど、こっちも負けっぱなしで終わるつもりはないからそれでいい。


明日は負けません!!
勝つまでマアンダジ我慢します!!
欲しがりません、勝つまでは!!




Tutaonana baadaye.

2011-02-12

美術って言うよりただのお絵描きタイム

やっぱりみんな絵を描くのが好きなようだ。

警察官の絵をなかなかうまく描いて、
「日本の警察もこんなん?」と聞く生徒

あんなごつい銃は持ってへんけど、似てるっちゃ似てるな。
と答え、聞きはしなかったが
なぜ警察を描いたのか、考えてみる。

警察になりたいのか
警察との何かしらの記憶があるのか
単に警察を描いただけなのか

聞いてみればよかった。と後々後悔。


全く似てないアルゼンチン代表メッシを描いた生徒
しかし、メッシの背番号は描いた本人の好きな番号
間違いなくメッシが好きなんだろう。
そしてメッシと同じユニフォームを着た自分を頭の中に描いたのかもしれない。

アルゼンチン代表はケニア人やから無茶やけど、バルサなら可能性はあるな。


放課後にいきなり「Yuheiの絵かいたから見て!」と来た生徒

別にうまく描いて欲しいわけではないが、下手といえば下手である。
しかし、一目見てこれが俺であることは、もし事前に聞いていなくてもわかった。

長い髪、短パン、ユニフォームにかかれた番号14
ちゃんと特徴・ポイントをつかんでいる。
それだけで十分、そして何よりも十分嬉しい。
別に俺を描けとも言ってないのに描いてくれた。

絵なんていっぱい描けばきっとだれでもうまくなる。きっと
下手くそでも、特徴が掴めていればあとはひたすら描けばいい。

後は機会を与えるだけ。

KRSにてクリエイティブ&アート詰まるところの美術は
STD4にのみ時間割りに組み込まれているが、担当教員はいない。

美術の道具なんてもちろんない。
自由帳のようなノートなんてのも彼らはもってない。

けども、
こないだ美術(といってもお絵かき)の授業をしたいと相談した時に
「倉庫に画用紙や模造紙のようなものはあるから欲しい時は言ってね。」とマネージャーと教頭先生。

最初は紙も自分で調達しようと思ってたけど、
学校側がサポートしてくれるんなら、そこはもちろんのっかる。

美術に関してとりあえずの心配は今のところない。
ただ、この先誰かが美術を担当してくれるかというのだけが気になる。
生徒らのやる気・興味は大いにあるのに。
そこも考えていかな。。



Tutaonana baadaye.

2011-02-11

続々リリース

今週頭、リリースされるボーイズが20名弱程決まり、
彼らは裁判所に出向き、手続きを済ませ、
後は出発の日を学校から知らされるのを待ちながら、いつも通りのルーティーンで生活。
一部はすでにリリースされたが、まだ出発を待つボーイズが15名ほど残っている。


そして、先日
STD5の生徒たちはSTD5以上のクラスがある他の更生学校
オザヤ更生学校に転校した。
出発時間が夜中(翌朝にオザヤに到着できるよう)だったため、見送ることはできず
前日に最後の晩餐ならぬ最後のおしゃべり&ワンタッチを楽しむことくらいしかできなかった。

「今度電話するから、番号教えてー。絶対出ろよ。」
「オザヤにもYuheiみたいなんおる?」
「せっかくやからオザヤに来てな。」

今頃あいつらは新しい学校でうまくやってんやろか?
そしてこれから家に戻っていくあいつらはうまくやっていけるんか?

心配してもしゃーない。
あいつらは間違いなく俺よりたくましい。
全く違う環境で育ってきた俺から言うのはなんやけど、
こんな時だけ神に祈るのもずうずうしいけど、
とにかく幸あれ。


現在、94名のボーイズ
これからも増減はあるが、あいつらに恥じないようにいこうと思う。




Tutaonana baadaye.

2011-02-10

電気開通

やっとほんまに元通りなりました。

今回はちゃんと大家と電気の人が見に来てくれたんで
問題なし!!のはず。

あの電気付いた瞬間の胸の高鳴りは
もう忘れません。

ずっとたまってた2月1週めのブログアップしていきますんで
暇な時にご覧くださいー。




Tutaonana baadaye.

2011-02-08

よめない

先週頭からいつ電気が来て、いつ電気が切れるのか
全く読めない。

先週はとにかく基本電気がつかない。
金曜の朝方にいきなりついた記憶があるのみ。

今週は月曜はつかず、火曜の夜に電気復活。
しかも思い切って水シャワーを浴びた直後に。。
それゆえ、必死にたまったブログとメール返信に追われている。


しかしこの停電、普通とは違う。
アパートの隣の家を見ても、電気がついており、
電気が無いのがこのアパートで我が家のみ。

電気代は毎月払ってるのに。
なんで?

けど、この今の感じじゃ元に戻ったっぽい。
大家に言って見たかいがあったかも。(先週火曜に停電始まり、伝えたのは金曜日)
ま、明日電気が来てるかはわからんけど。


実際、電気が無いと不便は不便。
けど悪くはない。

ろうそくの明かりが以外と明るいことに気づけるし、
物事を考える時間も増える。

そんなことを言っていても、ずっと電気がつかないのは困る。
進化の中で退化した証拠だろう。


そして今、何よりも強く思うのは
以前に疑似停電生活しててよかったー!!
ということと
やっぱり朝晩の水シャワーに相当の覚悟がいる。
ということである。

明日からもちゃんと電気がきますように。




Tutaonana baadaye.

2011-02-07

アメリカ大使館&イギリス大使館

この週末はナイロビ上京。
といっても活動とは全くの無関係。

メインの目的は日曜日のサッカーの試合
JOCV&JICA職員チームvsイギリス大使館関係の人ら
実を言うと、どっちのチームにも数人ケニア人混ざってるけど

響きよく言えば
「日本vsイングランド!!」

久しぶりのガチンコ大ゲーム
やっぱりフットサルやミニゲームもいいけど、大ゲームのほうがやっぱしおもろい♪

そして、結果は5-1くらいで勝利!!
日本チームが何点とったかは覚えてない自分のが唯一残念。
しかし、
響きよく言えば
「日本、イングランドに快勝!!」


そしてナイロビ上京のもう一つの目的は土曜日に行われた
アメリカ大使館職員とその他知人や同僚が多く集まったパーティ。

ソフトボールのリーグ関係のパーティであり、
実際サッカーには参加してもソフトボールには参加したことのない俺が
参加したことのあるJOCVに誘われ、パフォーマンス係として参加。

パフォーマンスといっても
いつものポイでのファイヤーダンス。

昼間っから準備した寿司は参加者に大好評であり、
アメリカ大使館の人らが準備した「スイカ割り」も盛り上がる。

たたき割られたスイカの数
6~7個
多すぎる。。

そして、自身のファイヤーはというと
盛り上がってたらしい。

未だにファイヤー回してる時はあまり観客側の反応を見る余裕がない。
やけに緊張してそれどころじゃないのは、いつものこと。

しかし、いつもパフォーマンス後に頂くコメントや称賛の言葉を頂けることで
なんとなく盛り上がったんやろなって感じる。

「さっきのすげーな」いきなり喋りかけられ、そこからはずむ会話。
その瞬間がポイしててよかったなーと思う瞬間の一つ。

またどっかで披露する日がいつ来てもいいように
地味に練習しとこう。


そんな相当楽しんだ週末でしたー^^

最後にもっかい言うときます。

「日本、イングランドに快勝!!」




Tutaonana baadaye.

2011-02-04

放課後遊び

放課後遊びは決まってサッカー。
これまでそれ以外の光景は見たことが無かった。


普通のサッカーボールを出すのもSTD4の午後の授業が終わってから。
というのはSTD4の生徒が放課後のサッカーに出遅れることのないように作ったルール。
しかし、その時間まで結局、手作りボールでサッカーなりワンタッチなりするボーイズ。

しかし、この間グラウンドの隅っこでボーイズとおしゃべりしていると、
グラウンド中央に続々と集まるボーイズ。

何があったか周りにいたボーイズに聞いてみると、
STD4の授業が終わるまで、体育の授業中に行ったことのある
「探偵(ケイドロ?地方によって呼び方ちゃうからわからん。。)」を始めるということだった。

まさか、あいつらが放課後にするまで気にいるとは。

ほっほっほ。と嬉しさのあまりニタニタしながら、傍観。
チーム決めにかなり手こずっているが、今は授業外ということで、傍観者に徹する。

ゲームも何とか始まり、元気に走り回り、はしゃぎまわるボーイズに
またそしてさらにニタニタ。

あいつらがサッカー以外の遊びを勝手に仕切って勝手に始めるなんて。
成長を目の当たりにした気がした。

彼らの閃き・これまでにない自主的な動きをさらに増えますように。
というか増やせれるように、それに少しでも影響できるように。



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2011-02-03

バランスダイエット

給食の時間にて、
「バランスダイエット」という言葉がSTD4の生徒の一人から飛び出したことに驚いた。

と言うのも、
ここ数日、昼ごはんに出てくる野菜の種類に変化があったからである。

以前は、米&豆もしくは米&豆&キャベツorジャガイモ
それが最近は
米&豆&ニンジン&キャベツ&ジャガイモが基本となった。

生徒らにも好評なのは事実であるが、好き嫌いの多さに驚くのも事実である。

嫌いな野菜は他の生徒にあげ、残すことはないのだが、
その食事でのやり取りが他の生活時間に影響することもあるという。

これあげるから、代わりにこれをくれ、これをしてくれ。
給食が金銭のような役割を果たすこともあり、これは他の更生学校や刑務所でもあると聞いたことがある。
そのためか、食事の際は私語厳禁であり、職員が必ず見守っている。

実際にそのようなやり取りを目にしたわけではないが、
ブログにはあえて書かなかったが、以前発覚したボーイズ同士の性行為がこれに関係している可能性もなくはない。
もう少し気持ちの整理がついたら、そのことについて書きたいと思う。

共に同じ室内で食事をしている者として、
苦手な食べ物をあげようとしているのを見かけると、とりあえずがんばって食べさせるようにしている。そして食ったらとりあえず褒める。

しかし、彼らが以上の野菜にアレルギーがあるのかどうかはわからないので、
無理やり食べさせるのも時折躊躇してしまう。

食事一つで好き嫌い一つでこんなに困るとは
こんな問題があるなんてとは思いもしなかった。

まだまだ知らんことがたくさんあるし、
知っていてもなかなか解決策が見つからない。




Tutaonana baadaye.

2011-02-01

スタート

明日から
2月1日から


以前にブログに書いた新活動がスタートする。

アートクラス
といってもお絵描き。

色んなテーマで絵を好きなだけ描いてもらうつもり

物・人・景色
それも自分が好きなように描くフリーお絵かき、そして学校の物や仲間はもちろん

個人それぞれの町にいたときに覚えてるものや、好きだったもの
などなど

絵を描くのを楽しんでもらって
こっちはこっちでその絵を見て評価というわけでもないけど
彼らの深層意識というかどんなことを思ってるか、見たいなんを垣間見れれば。
そんな感じ。

とにかく彼らの新しい一面をのぞきたい。


サッカークラブ
明日から2週間かけてのセレクション。
トップチームことAチームとそのトップを支えるBチームの2チーム分の選手を決める。

ターム休みごとに入れ替えも行う。
選考基準はサッカーのスキルもそこそこ大事に、ヘディングをびびらずするかどうか。
グラウンドの石拾いゴミ拾いをちゃんとするか。
それよりも体育の時間のみならず、普段の態度をおもに見る。

メンバー決定後はキャプテン選出とチーム名決定
2月3週目より週に2度の練習開始。

彼らはすでに来る4月の対JOCVチームとの試合を心待ちにしている。
個人的にアジアカップ以上の重要な試合。


勝負の日、勝負の月、勝負の年。
そんなタイトルは別にいらん。

勝負じゃない瞬間はない。
遊びのときですら自身とどれだけ遊びきれるか勝負
だらだらするときはどれだけだらだらできるか勝負
やるときにどれだけ結果の如何問わずやれるか勝負

ケニアにいようが日本にいようが時場所問わず勝負

先に待つイライラ・失敗・停滞込みで楽しみ。




Tutaonana baadaye.