2010-09-30

料理

先週くらいにやっとコンロとガスボンベがつながった。
原因は安いガスチューブを買ったことであった。

これまでのパンにバター、ジャムなどを塗るという調理方法が一気に
炊く、焼くなどの上級調理法に変わったのだが、

最近、男子どものサッカー練習に付き合いくたくたの体で、
料理を行うということが若干のストレスである。

しかも作るのは一人分の料理。
めんどくさすぎ

今やっと母親の気持ちがわかった。
毎日幼稚園で子どもらと遊び・教え、疲れて帰ってくる母親が晩飯を料理する。

そして何食べたい?とリクエストを聞いてくれているのに「何でも!」と答えることが多かった。
ただでさえ疲れているのに、料理のメニューを考えなければならない
今、やっとあの時に不機嫌になっていた母親の気持ちが多少理解できるようになった。

24年生きて、海外にいてやっと気づけた。ごめんなさい。
そしていっつもありがとう。おかげさまで俺は元気です。

よし、これからはちょっと体に鞭打って料理頑張ってみよう。


このブログ、来年の母の日に公開しようかな。



Tutaonana baadaye.

会議と対外試合

本日は雨もほとんど降らず、放課後は外で子どもと珍しくサッカーのセレクション
それは今週末に控えるケリチョのタウンからの刺客とのサッカーの試合のためである。

これまでの遊びとサッカーを通して、1軍と2軍チームを決め試合開始!!
試合中に審判として試合をそれなりにコントロールしつつ、彼らが忘れないうちに試合中にでもアドバイスをいれる。

そして試合後もひたすらアドバイス、1軍2軍の入れ替えも十分にあると試合前に促したため、
生徒らの気合いの入りようもかなりのものである。

ただ、急きょ知らされた他チームとの試合、今週末は新隊員歓迎パーティでナイロビに上がらなければならないのが本当に残念である。


そして、本日はジェンダー社会開発省のえらいさんたちが来て会議をするということで、
朝から職員総がかりで調理をしていた。

ニャマ(スワヒリで肉の意)やぞYuhei、ニャマ!!
と肉や卵を全くと言っていいほど口にしていないことを知ってる同僚たちが、
俺を冷やかしつつ、自分らも肉を食えることにテンションが上がっている。

会場のセッティングからも気合いの入りようが半端ない。
子どもらの試合に向ける意気込み以上だった。

あっという間に食堂が会議場に変わり、お客さんも到着し食事からの会議が始まったのが3時ごろ
それまで、昼飯を食わずに我慢する同僚たち
食事が始まると、サッカーの試合を終え仲良しBOYs達とのんびりしている俺を呼びつけ共に喉の奥から手が出るほど待ちわびた昼食をとる。(といっても我慢できずに俺は子どもたちといつもの昼食をとっていた。)

そして、会議場の裏口にて同僚のおばちゃん二人と談笑開始!!
話題は一人暮らしの話から結婚の話(だいたい想像はついていたのだが)

あんた若いし独身だったらケニア人と結婚しなよ
色白が嫌いなんだったら、なおさらおすすめよ
近くにいたリマンドの男どもも加わり、今度町にムレンボ(べっぴん)探しに行こー!!という冗談で盛り上がり

ケニアン女性に負けない、克服する!!と言ったところで、おばちゃんとリマンドのこたち大爆笑
自分らが、子どもらに会議中やから静かに!!と言ったのをよそに大爆笑!!

そしてうるさいって注意する俺

おばちゃん一人がしまいにはなったこの一言
「Nimecheka sana, unaniharibu.(笑いすぎたー、あんたに壊されるわー)」


その後はまた急にまじめにエイズについて語るおばちゃんと俺でした。




Tutaonana baadaye.

2010-09-29

新入生来た!

今日ついに待ちに待った新入生が来た!!
待ちに待ったというか待たされただけだが。

15名の新たな生徒たち
彼らはナイロビにあるゲダスル更生学校から送られてきた子どもたちである。

最初だから緊張していたんだろうが、その子らに対し積極的に話しかけすぐに打ち解けるうちの生徒たち
これだから、子どもは素晴らしい。そしてこれからもこの学校内で支えあうように生きていってほしい。
そこに自分も混ぜてもらおう!!

とりあえず、今日は自己紹介をして一応名前だけでも覚えてもらったのだが、
何を隠そうゲダスル更生学校で活動するJOCVは大学も同期のマサルである。
マサルほんまにもう敬語・丁寧語いらんでー!!

彼の生徒たちが、明日から自分の生徒たちになる、こんなことが日本でなくケニアで起こるとは!!
彼に対するライバル心もあるし、彼が彼らに伝えたことをさらに深く伝えるためにこれからさらに気合いをいれなくては。

彼らもマサルからとにかくケリチョの学校にも日本人がおるってことは聞いてたみたいで、
それをきっかけに会話も多少弾みました。

けど、まだまだこっからさらに生徒も増えたので授業にてこずること間違いなし!!
早く名前覚えなー。。


現在総生徒数103名+リマンドホーム30名




Tutaonana baadaye.

2010-09-28

立ち位置

今日も午後から雨
かなりの激しい通り雨

雨降ったらすることが一気にゼロに近づく。。
雨を利用して洗濯する子どもらと喋って
子どもらの寝てる部屋見にいって子どもらと喋って

「これベッドメイキング完璧やろ!?」
「あいつ寝小便してん!!」
「このベッド案外寝心地いいよ、一緒に寝るか!?」

ぎゅうぎゅうづめに二段ベッドが立ち並ぶ部屋で子どもらとどーでもいい会話
枕もないが子どもたちにとっては素敵な空間(ちなみに俺の家にも枕はない、平べったく押しつぶされたトイレットペーパーが枕代わりである。)

寝る前はおそらく盛り上がっているんだろう、キャンプの夜みたいに。
セキュリティの人はいるけど、先生はいないし、入口は南京錠で外からロックされてるし
完全な彼ら唯一の共同だが個人のスペースである。

そして、雨上がりが近付くと外に出てくる子どもらと屋根から垂れてくる水のかけ合い
調子乗ったやつは捕まえて抱きかかえ、雨水が垂れてくるところに頭を近付ける。
きゃっきゃきゃっきゃ騒ぐケニア人の子どもらと日本人の大人。

日々ワイワイ楽しく過ごしているが、完全に同レベルでの付き合いの時もある。
生徒らもかなりなつき親しくしてくれるが、生徒たちとの距離が近すぎるのかも!!と
他の先生らを見たときに感じる。

けども、この学校の子どもたちはストリート出身が多いらしい。
その彼らにとって、授業時は先生でもあるがそれ以外では兄のような存在でありたいと自分で勝手に思っている。

そのために先生の時と遊べる年上のやつの時とのけじめを自分の中で確立しなくては!!

けど、この関わり方・立ち位置が他の先生らにとってどうなのかが未だわからん。
先生らの対応や雰囲気を見て、さらに自分の立ち位置を地道に探っていこう!!
ただ、今のところ先生らとも子どもたちとも関係は良好だと感じる。




Tutaonana baadaye.

プチさふぁり

昨日は同僚のJacklineの実家にジャクリーン本人と同僚のMiller, Karenとともに出かけてきた。
急に誘われ急に行くことになったが、マタツで1時間程度の距離で
とてものどかないい場所だった!!



やっぱり茶畑も





その周辺を散策し、Jacklineの家族やご近所さんらに挨拶し、
無限に出てくる、米&ジャガイモ&肉を誰よりも多くここぞとばかりに頂く!!

なぜならば、さしぶりの肉があったから。最近客観的に見たらおそらくひもじい生活をしているに違いない。

食後には甘ったるい紅茶と山盛りのマアンダジ
すすめに勧められ、とりあえず紅茶2杯半とマアンダジ10個食ってみた。

そして、帰りにみんなが食いきれなかったマアンダジが20個近く入った小袋をお土産に
浦島太郎気分で帰路につく。


腹いっぱい過ぎて何か色々辛いけど、左むいたら山ほどマアンダジ入った袋あるけど
座り過ぎてケツもうおかしなってしもたけど、

とにかくいい休日、楽しく過ごせてよかった。

来週末はさしぶりのナイロビ!!
本気でサッカーしよ!!



Tutaonana baadaye.

2010-09-27

リンクは偶然か必然か

これまで、長期で海外に出かけた時期はすべて夏頃
そして、本格的に学校や活動がはじまって一カ月経過したのはすべて9月
2006年,2008年,2010年

何かしらのつながりがあるとしか思えない。

そして前の日記で写真をのっけた白い犬も!!
フィリピンのNGOにいた時もおそらく同じ種類の犬を毎日見て癒されていた。
偶然っちゃ偶然かもしれんけど、自分にとってこれは必然だ。

1986年に生まれ、ここまで何とか支えられ続け生きてきた。
特に2005年に大学に入学してから今までの人との出会いは強烈なもんで、すべてがそこから大きく変わったと思う。
変わったというか変えたんだ、一歩踏み出す勇気と勢い・最高の仲間たちを得た。

それに加え、中学からなんとなく始めたサッカーにはまり続けてきたことも。
あの弱小中学と弱小高校でサッカーしてなかったら、おそらく今ケニアにはいないだろう。

他にも色々思い返すと何かと何かがどっかでつながってる。
おもろい!!
やっぱり、偶然を思い返してみると必然やと感じてまう。

出会いも別れも不整脈もアレルギーも骨折も後頭部のでっぱりも
ええことも悪いことも爆笑かっさらった時も貝になりたいほどスベった時も


いつか、振り返りすべてを書きだすとブログの容量が無くなってしまうほどの長さに!!そんくらい濃く生きてみたいな。
今で十分な気もするけど、やっぱまだ何か求めてるというか
何かありそうで毎日ワクワクしてる。日本で教員もまだやってへんしな

自分であんま欲ないかも(三大欲求を除く)、と思ってたけどやっぱ欲張りやな。
けど、それはそれでいい!!

そしてこの欲が間違った方向にいかんように!!


家に長時間いられないと言ったものの
こんな風に自己満足なことやその他色々(妄想ふくむ)と考えられる土曜の夜が、こんなにええもんやとは。。

かといって引きこもったりはしません!!




Tutaonana baadaye.

家の周りにやけに犬が多い

家の近辺にいる犬の一部を紹介しよう!
昼間は敷地内にも侵入し昼寝やら徘徊するこいつら!!
夜には遠吠えしたりするうっさいこいつら!!!

ほんまに全部で何匹おるんかわからん。。

野生過ぎて、狼のような野良犬や
基本元気ない野良犬や

そして、めっちゃかわいい飼い犬


あぁ、フィリピン思い出すー!!



狂犬病には気をつけよう
そして、俺が一番好きな犬はブルドッグとか、くっしゃくしゃの顔した犬である。

以上参考までに



Tutaonana baadaye.

2010-09-26

休日出勤

2週連続休日出勤
言葉の響きほど大層なことではない。

ただ、3~4時間ほど子どもらと遊びに
先生らと喋りに
何よりもサッカーをしに

要するに休日に一人で家にいられない。
やっぱり多動だ!!と自分でも思う。

休日も変わらず朝6時半起床
JICA提出書類提出、掃除、ぬるま湯浴び、朝食を終えてもまだ8時ごろ


だらだら過ごし、昼前に家を出て学校へ!!
道中でお使いの生徒たち5人と遭遇、一体どんだけの用事で外に出ているのか!?
やはり、週末で授業がないからなのか、いつも以上に元気に挨拶してくれる
そしてそのお使いのひとグループに混ざり、DVD(完全な海賊版)を借りに行く。

聞くところ先生が子どもらが雨降った夕方に見るために借りているようだ
そして子どもらが手に取ったのは、もちろん

アクション映画

おそらく迫力、おもしろさがある
英語がわからなくても、とりあえず見てるだけでも楽しめるという理由も含まれているんだろう。
なるほどな!!


学校に着いたら、挨拶を終えグラウンドへ
リマンドの女の子たち4人を連れて

そこで、男女ミックスチームでサッカーの試合をするんだが、
子どもが多すぎて22人を選ぶのがつらい
どいつもこいつも「ハイ!ハイハイ!!」と挙手して、出場を求める。

とりあえず選んで、サッカーの試合を始めれば選ばれた子どもたちは自分らでしっかりサッカーを始める
だから最近は選ばれなかった子どもたちと選ばなかった罪滅ぼし兼彼らの退屈しのぎにグラウンドの隅っこでワンタッチと呼ばれる更生学校で人気の「2対2の3点マッチミニサッカー」をする。

そしてリマンドの女の子が遊び終わったら次はリマンドの男ども
20人近くいるがグラウンドに連れていけるのは11人。それは他の先生が選ぶ。

この時こそが俺がもっともサッカーを楽しむ時間である。
リマンドVS更生学校
これには俺も他の先生も数名出場、まぁなんて大人げない俺ら!


そんなこんなで雨降る前に帰りました。

明日は靴磨き、洗濯、同僚の実家訪問
家に長時間いなくて助かりそう。




Tutaonana baadaye.

2010-09-25

新入生来ず

今日はなんとゲダスル更生学校から新しい生徒が15名が送られてくる日!!

朝からワクワクして金曜日やし、スラックスにワイシャツで気合入れて学校に行ったものの
マサルからの延期になったらしいです。っていう電話
あっちゅう間にいつもの平日に戻りました!!

来週火曜日には来るということなので、まぁいいかな!?

そして最近の授業では、ブラジル体操が定着してきました!!
ウォームアップ何するんやっけ!?て聞いたら、動きを見せてくれ
ほんならリーダーシップとってやってみ!!というと喜んで前に行く生徒。

けども、途中ではっきり覚えてへんとこあるからそこで僕と交代!!
そんなこんなで、あのへんてこな動きの体操をこどもらは一応気にいってくれてるわけです^^


そして今日午後にのんびりすごしてたら
Standard4の生徒が「今日算数の授業でめっちゃうまいこと時計かけた」て報告してくれました!!
あのコンパスが役に立ったようでなにより!!嬉しかったー♪

さ、明日は土曜日
休みやけども昼から子どもらとまた遊びに学校に行こう。


ちなみに昨日マネージャーが超長期ホリデーから戦線復帰しました。




Tutaonana baadaye.

2010-09-24

算数とコンパス2

昨日今日とStandard3とStandard4のクラスで算数の授業兼紙コンパス工作!!
どちらの授業でも先生はとりあえず見てるだけ、基本自分主導であった。

とりあえず、円を今どうやって書いてるん?という質問から
全員がそのフタとか持ってへんし、貸し借りしてたら時間かかるやろ!?ってことで
紙コンパスの紹介

簡単に作れる、もし失くしたとしてもちぎれてしまったとしてもすぐに段ボールとかで作れる!!っていうとこを強調
しかも、穴の場所次第で大きな円も小さな円も書ける!!と説明し、製作開始!!

結構すぐ製作は終わったので、紙コンパスの練習がてらコンパスでお絵かき
現在の単元「時計」を書かせてみたり、日本人はだいたい書いたことがあるであろう「花びらみたいな柄」もコンパスで書けるというのを説明しながら、一緒に書く練習。




それでも時間が余ったし、コンパス作り終えたら先生が任せる!!言うて帰って行きました。。先生用のでかめでチョーク用のも一緒に作ったのにー!!

授業を勝手に進めるわけにもいかず、そのまま黒板に円を二つ並べて書いてみて、
これ何に見える??て感じで生徒らに想像お絵かきをさせてみた

とりあえず、メガネ、自転車、目玉の三つが出てきたので
前で書いてもらう。







Standard4の愉快な子どもたち



算数の時間という感じは全くなかったけども、
とにかく子どもには楽しんでもらえたし、自分の名前書いてしっかり保管してるみたいやし、よかったかな。
けど、先生に今度は何の授業に連れて行かれるかわからんけど、最後までいてもらおう!!



Tutaonana baadaye.

2010-09-23

追跡

今日もいつものように先生たちの用事をお願いされる子どもたち

敷地付近にあるスラム地区のドゥカ(スーパーとかではない小さな民衆用コンビニ、見かけは昔ながらの日本のタバコやみたいな感じ)までソーダ買いに行かされたり、色々とお使いに出かけさせられる。
往復徒歩5分程度の距離だが、先生らから小額のお金を預かり出かけていく。
本当に逃げようと思えばその時にいくらでも逃げ出せるが、しっかりと帰ってくる子どもたち。
先生らへの恐れか、目上への敬いなのか、ここの学校にいるほうがいいと感じているのか。

この間は体育の授業のためにグラウンドに出てきた子どもに授業に出る前に携帯のプリペイドのやつを買いに行かせてたのを見たが、何も言えなかった。
これがここのルールなのかもしれないというのと、やっぱりまだ言いきれない詳しく聞ききれないもどかしさが辛い。
ルールにしても授業の妨げにだけはしてはいけない!!
頑張って、ちょこっと他の同僚に聞いてみよう。

そして買い物以外の用事として、先生の荷物運びもあるんだが
今日は夕方雨も降り外で遊ぶ子どもたちが少なかったため、子どもたちと一緒に行くことにした。

学校で飼育してる牛の牛乳と敷地内で育ててる野菜の一部を先生の家に届けるという用事。
その先生はもう家に帰っていて、そこへ向かうのは子どもら2人と俺。
その間に冗談ながら、「仕事あって大変やな、給料もらえるんその仕事??」と聞くと
「マアンダジ(ドーナツのようなもの、ひとつ5ksh程度)もらえたりするでー」と答えてくれる。

やっぱり先生らもむやみやたらと使い走らせてるわけではないようだ。
しかし、その先生の家は遠かった。
自分の家から比べれば、半分にも満たない距離だが荷物を持ってある子どもたち

その間もこのさきに協会があるとかそのスラム地域を案内してもらいながら歩く。
こどもたちはこの地域かなり詳しいようで、そこからしょっちゅうお使いにいかされてることがよくわかる。

そして到着すると先生は子どもらと僕を招き入れ、
チャイ(紅茶)と噂のマアンダジをひとつずつ与えてくれた。

おいしく頂いた後は、夕食に間に合わないわよと言われ急いで先生宅を後にする僕ら3人。
帰りしも子どもらと雑談や、「ほんまや、マアンダジ食えたな」と盛り上がったり更生学校での食生活について教えてもらったりと楽しく足早に更生学校へ。

思いつきで行ったもののとても実りあるというか、意味のある追跡だった。
今回のがお使いのすべてではないだろうが、そういう一面がのぞけてよかった気がする。
また、今度はソーダ買ってきてとかのお使いについていってみよう!!



Tutaonana baadye.

2010-09-22

算数とコンパス

今日、学校に着くや否や、
同僚の先生の一人に「今から一緒に算数教えに行くわよ、単元は時計の読みだからいけるわよね!!」

「了解!とりあえずどんな雰囲気か今日は見学兼補佐をさせて!!」

そうこうしてStandard3の教室へ
はじまってみると、やはり授業はそれなりにしっかりしている。

また、授業時間の残り15分は生徒らに課題を与え、俺を監視兼サポートに残し
先生は教室を去っていった。

課題は教科書に英語で書かれている時間をノートに時計の絵で描いて答え、提出するというもの

ここの生徒たち
鉛筆は極端に短いのと普通の新しい鉛筆を一本ずつ
教科書とノートは各自1冊ずつ
消しゴムはクラスで6割くらいの人数が持っており、それを共有
ものさしも同上!!

もちろんコンパスなどなく、綺麗な円はかけない
けども、ペットボトルのふたや何かのふたを自分の机の中にしまってうまく活用している

しかしそれも人数分はなく、しかもペットボトルのふたを使ってる子は円が極端に小さい。
何人かの子どもが何か円かけるものを探しに行っていい?と授業中に聞いてくるくらい。

これでは課題もなかなか進まないし、気になったので
教室の隅にあった段ボールの切れはじで、強めの紙でできる紙コンパスをひとつ作り、
子どもたちを集め、とりあえず披露してみた。

子どもら拍手喝采!!
しかも穴の位置を変えれば、大きな円も小さな円もかける

今日は作ってる時間ないけど、
これを次の算数の時間にでも一緒に作ろうなー!!といって授業終了。

授業後にその担当の先生に
ふたとか円かく道具みんながみんな持ってないから、課題終わるのに時間かかっちゃった。。

それで、子どもらにコンパスの作り方教えてみたんだけど…
って言いながら、先生にもその段ボールコンパスを見せてみると

先生も興奮、「これはクリエイティブだわ、日本ではこれ使ってるの!?」と言って
他の先生たちに見せびらかしに行っていた。

なんで、次のStandard3の算数の時間に生徒たちとこれ一緒に作ってもいいかな!?
って聞くと、なんでNOなの??Standard4も!!と言われ即承諾。

そうして、今家に帰って、引越しの時に出たごみの一部の固めの紙や段ボールを小さく人数分切り分けてみた。
明日はこれ持ってって、先生たちとも一緒に作って
もしこれがつぶれても、そこらへんの段ボールとかでまた作れるってのを強調して、伝えてみよう♪


今日はほんの少しだけでも、先生たちの役にも立てたかなと感じることが出来た気がする。
子どもにはもちろんやけど、
自分が2年後日本に帰っても、もちろんケニアに残る先生らに自分の出来る小さなことでも伝えれるように、何か先生方に感じてもらえるように活動していかなきゃな!!




Tutaonana baadaye.

2010-09-20

最近の町のケニア人たち

日曜日、靴磨いてもらうためというのもあるが
暇すぎても家にずっといるのは嫌やから町をあてもなくさまよう!!

やっぱり、いつもの靴磨きのにーちゃんイレリはいつもの場所にいた。

靴磨きの習慣ももう、定着してきたが
わざわざ靴を磨いてもらうために、月曜金曜はフォーマル出勤!!
そして学校でわざわざ体育用の服に着替える!!

ただ、それだけの価値はあるこの靴磨きとほんの少しづつながらも着実につながる人と人!!


その後、
町を歩くとやっぱり喋りかけられる。
んまー、人と喋るために外に出ているのだから、ありがたいっちゃありがたい。

そして少し町のケニア人たちの見る目が変わってきた。
ここケリチョに来て1ヶ月が過ぎ、「おっ、Japanese!」って言われることも増えてきた^^

しかし、それ以上に

どこから来たん?インドか?

っていう彼らの発言がこの1週間で急増した!!なんでー??


そんなに日に焼けてる、俺?
おでこに印ついてへんよ、俺!


理由を聞いてみたところ
肌の色とスワヒリ語を喋るか喋らんかで、中国人かインド人かに判断するケースが多いみたい。


もういっそ何人て言われてもいいけど、
チャンチュンだけはやっぱ腹立つ
こないだ茶化してきたガキども次見っけたら、まじ捕まえて怒ろう!!

そいつらの顔全く覚えてへんから無理やけどー!!




Tutaonana baadaye.

2010-09-18

サッカーはすべてではない

授業中から授業後の休み時間まで
授業中にちゃんとせんかった子どもと真剣に話した。

今はまだ、ブラジル体操などのウォーミングアップの導入と
ボールを使った簡単なグループゲームの後はサッカー、徒競争、リレーをしている。

彼らに分かってほしいのは
休み時間&放課後と授業の区別

休み時間も80%サッカー、放課後も90%サッカー
そして今は授業でもサッカー

授業中に話聞くときに聞かずにふざけてるこどもをいつものように待機させる(今日は2人)
そして、他の子がサッカーに夢中になってる間に色々その子らと話(いっちょまえに説教)をしてると
一人は本気でふざけてた
一人はサッカーしたくない

だまりこんでてやっと答えたその答え

「サッカーしたくない」
全員がサッカーばかではないことはわかっていたが、ショックだった。

ただ、そいつらふざけてたのは事実
注意してる時間に待ってる他の生徒らもいる、時間は1コマ35分と短い
そして授業やからおんなじことにみんなで取り組む
そこをわかって欲しいと伝えた。
そして、他の教科の時間に他の先生に
その教科は勉強したくないって言ってみろとも伝えた。

それは言えない。という
なんや、俺はじゃぁなんや!?
俺はまだ先生じゃないんか。結局ただの独りよがりかも。

休憩時間に入っても喋り続けていたため、他のクラスの生徒が集まってきて
なんで黙ってるん、先生が聞いてるのに、
やっぱりキボコ持ったほうがいいよ、
職員室にそいつ連れてったら?とか
外から色々言うてくるけど、そんな問題じゃない。ちょっと静かにとお願いする。

今は授業、体育の時間
遊びの時間ではない。そこをわかってくれればいい。

ただ、サッカーという安易な選択を続けてたことは謝った
みんなでできる他の運動もしようと約束した
彼に他のスポーツや運動をとおして、授業と自由時間との区別をさらにはっきりさせることもできるとより一層気付かされたのも事実。ありがとう

そしてお互い言いたいことを言い終えて会話を終える。
その後周りで見守ってた子どもらが、何でキボコもたへんの?てまた聞いてくる
お前らどつかれたらそれだけで全部わかる?授業中に座ってみんなが体育してるん見てるのも嫌やろ?俺もケツ蹴るときもあるん知ってるやろ!?

彼らもそのキボコでしばかれるということに慣れているのかもしれない。
けど、それがケニアの感覚なのか、この施設に住む彼らの感覚なのか
しかし、みんなキボコが嫌いなのは間違いない


とにかく
サッカーは人気があるだけですべてではない
サッカー以外のものをと考えてたものの、ここでもっとその必要性を感じさせられた。

やっぱり自分の学ぶ対象は子どもからでもある
教えるというよりは教えてもらっている


そして
休み時間後に職員室に戻ってる最中、後ろから
ムワリムー!!と言ってグラウンドに忘れてたノートを届けに来てくれたのは

さっきまで怒られながらも、一緒に長時間話し続けたその子ども本人
ノートありがとう、お互い頑張ろうな。と言うと
さーっとそのまま次の授業に急いでいく

そして、放課後には普通に話しかけてくる
泣いてたし、しょぼくれとったのに!!

やっぱまだようわからん。。
わかったのか、わかってないのか




Tutaonana baadaye.

2010-09-17

えせファイター達

アクション映画のことになると、やたらとテンションが上がる子どもたち。

すぐブルースリーとかの真似しだす!!
えせもいいところ!!

よく聞くアクション系の言葉ランキング

1. ブルースリー
2. ジャッキーチェン
3. ジョンシナ(アメリカンプロレスの人気レスラー)
4. アメリカニンジャサムライ←これ全部でひとつの単語、全く意味わからん
5. ランボー


どれだけ、好きかというと…

両端の二人はいちおう忍者である


拡大版





こんなえせファイター達に
俺は強い、空手も知ってると対抗する
そして子どもには今のところ遊びでも、怒って追いかけまわしても勝てる

俺もえせファイターの一人であるのは間違いない。。。



Tutaonana baadaye.

休み時間

生徒らにとって二時限つづけての授業のあとにある25分の休み時間

サッカーするもの、そこら辺に寝そべるもの
おしゃべりするもの、トイレに走るもの(皆、よっぽど我慢しているようである。)

みんな自由に思い思いに過ごしている。


そこで俺も一緒におしゃべりするんだが、中国アクション映画の話をひたすら教えてもらっているだけの時もある。
あとは週末のことや、何かしょうもない話などなど。

今日は髪の毛と肌の話に!!
マサルのブログにもあったけど、どこのケニア人の子どももおんなじようなこと考えてる

「先生だいぶ焼けたなー、白い肌好きじゃないん?」
「うん、黒いほうが健康的やろ!?」
「ほんなら交換しよ、髪の毛も!!」

おいおい、髪の毛て肌の付属品!?

「交換できたらな!!ま、無理やな実際!!すね毛とかもこんないらんやろ?」
「ほんなら半分ずつは!?」
「そっちのほうがよけい無理や!!」

こんな会話で休み時間があっという間に過ぎていく。
しょうもな過ぎて楽し過ぎる!!

あー、こいつらまじでかわいいやつらや―!!
ほんま授業中とか腹立つときあるけど!!


子どもが描いた俺の姿




もっとうまく描けや!!
10歳ちょいで絵ってこんなもんなんかなー。。

ダンスとかはすごいけど、
美術とかの情操教育たらんのかな、やっぱ。。
体の時間に雨降ったときとかにお絵かきの練習も兼ねた授業ぽいこととかもしてみたいな、いつか!!



Tutaonana baadaye.

2010-09-16

作品集

理科の授業でClass1の子たちが粘土質の土で作った作品たち















ヘビ、牛、犬、かめ、ウサギ、車、ゾウ、マサイの家など
どれがどれかわかるー??


みんな目キラキラ、そしてすぐちょけ出す。
本当に普通の子どもたち、愛着がどんどん増していく!!
こいつら何してこの更生学校に来たんだろう??

全然詳しくは知らない、話もまだ聞いてない
けど、ずっと友達とおれて、家族はおらんけども
ご飯も三食食べれて、勉強出来て

時におもっきりしばかれたりしてるけども、先生らにちょこちょこパシられてるけども

ここに来ることになってよかったケースの子どもたちも少なくないんじゃないかな。

と最近ちょこちょこ感じている。



Tutaonana baadaye.

授業見学&English

先生たちと喋ってて、
「え、英語もできるんやん!!」からの「体育の他にも英語も教えてみてよ、できるでしょ!?」
からすべては始まった。


完全なマンパワーかもしれないけど、
もともと子どもたちの英語力に興味もあったし、将来の英語教員に向け
こっちの英語の授業を見学しはじめた。

実際現場では、一番上のクラスClass4では7割近く英語で授業は進む。
そして、先生たちの授業の面白さと工夫も感じることが出来て、とても勉強になる。

ケニアンなとこもあるが、やっぱり憎めない先生たち
やっぱり先生だった!!
最近生徒だけでなく、先生たちとも色々たわいもない会話から彼らへの愛も深まっている。
一人から金貸してくれとも言われたが。。。とりあえず貸してない!!


そして思ったのは、なんとか英語の授業(文法の復習と会話をメインに)もやっていけそうだということ。
特にClass3とClass4の生徒たちはいつもスワヒリで喋るので気付かなかったが、
英語も案外喋れる(確実に日本人の普通の中高生以上)


まだ、今は体育もあるしすぐには無理やけど、落ち着いたら確実にやってみる!!
それまでに授業プランとか考えて、こっちのカリキュラム知らな!!

この英語も頻繁に使われているケニア社会で、
彼らの英語を少しでも、日常会話でもいいから上に!!
スワヒリじゃなくて英語でもアジア人と会話できるんやと思ってもらえるかな!?


p.s.
Marionに「授業いくわよ」と言われついていくと、社会のテスト(問題文すべて英語)
こりゃ大変やなーと他人事
生徒に「マダム!!ムワリムYuheiテスト用紙ないでー!!」といわれ、配られるテスト用紙
いらんこと言うなってー、といって生徒らとじゃれる

とにかく腹くくり、生徒になりきり、何かあると「イェス、マダム」と返事

結果は10点中8点
地図記号やケニアの地理の問題など

まーまー、がんばりました。
なんとか生徒らにも勝てました。

そして、Marionの授業最後の一言
「あなたたちの新しいムワリムやるわね」

そりゃどーも!!




Tutaonana baadaye.

2010-09-15

蹴りと足払い

一日に一回は少なくても授業中に怒っている。
冗談じゃなく本気で怒る!!周りの子らもいきなり怒りだすからたまにあせってる。

けど、更生学校で大人気のキボコ(鞭のような木の棒)は俺は持たない!!と
一発目の授業で子どもたちの前で宣言した。

とりあえず授業中とか全然話聞かんやつや勝手なことするやつはグラウンドのそばでひたすら待機させる。
座って見てるだけ。

途中で様子を見て、そいつらに喋りかけに行き、何でこうなったかを問う。
別に難しいことを言ってるわけじゃないので、わかってくれる、その場は!!

繰り返せば、その時間ひたすら待機させ続ける。
そして授業後に話しかける。

ほんまに度が過ぎたやつは、追いかけてケツ蹴って問い詰める!!
もしくは追いかけて足払いからの馬乗りで問い詰める!!

その光景を見て笑ってるorちゃかす他の生徒もどんな距離からでも怒鳴る!!
案外怒ってる時のスワヒリのほうがスムーズにいっている気がする。


普通に泣き出すやつもいるけど、関係ない。泣いたところで済まん。
ふてくされるやつもいて、時にはやり過ぎたかなと思う時もある。

けど、その数時間後もしくは翌日には
挨拶だけでなく平気な顔してどんどん喋りかけてくれる。
怒られたことを覚えてるのかどうかはわからないが…


とにかく常に
こっちが言いたいことは言う、向こうの意見も出来るだけ全部言ってもらう
許すときや話の最後に握手と一言かけるのを意識
そしてこっちが悪かったことは謝る

これを続けていくつもり




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電話ルール

電話ルールを決めた。

使える人-施設内の子どもら全員(直訴しに来た子のみ)

月に1回(相手が電話に出なかったときを除く)

一人1分~2分以内

その後電話の内容とかじゃなく、電話自体の感想
電話相手が元気そうやったとか、ちゃんと喋れたかとかを聞く。

ありがとうの言葉。(たまに言うん忘れてるやつおるから)

以上!!
その場の見返りは求めない!!後々の彼らの学校内での行動に期待する!!



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2010-09-14

お願いされる

よく生徒にお願いされる!!


彼らのお願いというのは、

ボール貸してくれー
空気入れ貸してくれー
チーム決めてくれー
などなど

けど、一番やっかいなのが
リマンドの子らがグラウンドでサッカーさしてくれ!!みたいなんを
最近他の先生に聞かず、俺に聞いてきだしました!!

しかし、それは個人で決定できそうなもんじゃない。
リマンドの子らは逃げる可能性の高さから中々グラウンドには行けない。

そして、リマンドの子どもたちもグラウンドでサッカーをしたいし、
更生学校の子どもたちもリマンドの子どもらと対抗試合をしたいと言ってきて板挟みの俺。

といっても、毎回俺が他の先生に聞きに行ってもパシられてるみたいやし、
来て間もないペーペーの俺が偉そうに他の先生にそんなある種リスクのあることを聞きに行きづらいってのもある。

けど、頼りにされたのもあるし、こいつらの本気度を試すために

「よっしゃ、一緒に行くぞ!!」と、その相談してきた更生学校とリマンドのやつらと肩組んで「ビビるな俺ら!!」
と言って、警備担当の先生のとこへ!!

まじ、三人でもそもそしながら
「あのー、ちょっといいですか!?彼らがグラウンドでサッカーの対抗戦をしたがってます。」っていった後は
はい、お前らの番やぞ!!って感じであとは子どもらに説明してもらう。
子どもらももそもそ

しかし、担当の先生に副マネージャー次第と言われ、
「えー、俺副マネージャーはいきづらい、Yuhei頼む!!」
「あかん、俺も一緒じゃないと困る!!」

といって三人でもそもそしながら、おんなじことの繰り返し

結局、許可はもらえました。
この三人、結束が固まったのは言うまでもない。
彼らがびびりながらも自分らの意見をしっかり伝えきったことが嬉しかったし、
彼らを褒めたたえた、そして彼らもなぜか俺を褒める。

そして、彼らの勇気にこたえ、午後からの激しい雨は昨日珍しく降らず!!
途中から先生も何人か乱入してきてみんなおおはしゃぎ!!

先生もサッカーしたいんやーん!!と思ったおそらく今週最高の放課後




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2010-09-13

50m

今週からは陸上競技系も行ってみることにした。
まずは50m走の測定!!といっても歩幅でなんとなく計った50m

月に1回の測定で、これから彼らのスピードを自分自身で知ってもらおうと思う。

彼らが自分のタイムを知ったところで、ケニアでは足の速い男の子がモテるのかどうかもわからんけども

彼らが自分のタイムの変化から自身の成長を知るきっかけになればいいなと
そしてクラス内で速く走れるっていう自分自身の売りを感じてもらえたらなと!!


だから授業中はペンとノート片手に走り終わった子どもの記録を書き込んでいる
彼らの名前を覚える意味も込めて

俺何秒??
何位??
お前、速いな、すげー!!

などなど、興味津津に自分だけでなく周りのタイムも気にしているようだ。
とりあえずは計測継続決定♪

速かったこは褒めて、次も上位に入れるようにとアドバイス、
しかし自分の記録に喜びすぎ聞いてないやつも。そんなやつは他のみんなに追いつかれて気づけ!!

速くなかった子もよくやったという言葉といけそうな目標を伝えてみた。
彼らも全然つまらなそうでなかったのが、唯一の救いだった。

また次回の測定の時にほんの少しの変化にも気づけるように、生徒を見つめていかなくちゃ!!
そしてもっと多くの生徒をちゃんと名前で呼んでやりたい。
120分の20くらいしか覚えてないから…



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わらの塊

家に帰ると入口の鉄扉とドアの間に何かわからんけど、
わらを縛った塊がポツンと置いてあった!!




いやいやいやいやいやいや!!!!
なんなんこれ!?
普通に怖なるやん!!

こらこら、誰ーほりこんだん!!



けどそんなんはとりあえずどーでもよくて
コンロのチューブが未だささらへん。。

今日もパン食おう。
ベランダで隣人の子どもと喋りながら




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2010-09-12

引っ越し後半

ついに引っ越し完了!!

スーパーに何か思いついたもんを買いに行くこと3回。。

往復15分くらいの距離を
水をもって歩き、カーペットを持って歩き
大量の荷物持って歩く!!


ケニアで体が鍛えられる気しかしない!!
毎日片道30~40分の徒歩通勤によって、鍛えられているようだ。

そのうちにふくらはぎが業務用マヨネーズのようになるだろう!!


そして、さっそく晩飯を作ってみるかと思い、
コンロのセッティングを始めたのが16時ごろ

いまだにガスのチューブがコンロに刺さらん、全然フィットせぇへん!!

まだ、3分の1しか刺さってないってー!!
もう、前腕と肩かなり張ってます。。
握力もなくなってきました。。


しかたなく、食パンを何もつけずにむさぼる僕。
ウガリ作りたかったのにー!!

けど、食パンのやらかさが僕の握力を温存してくれています
食パンからのサポート無駄にせんようにあと1時間は粘ってみよ!!

このように、現在わが家では喋る人がいないので、
こうして食パンの思いやりに気づけるようになりました。



それでは、家の中の写真でもどうぞ!!


入ってすぐのリビング(家具なし)




自分の部屋(ベッド本体&枕なし)




シャワー&トイレ(便座なし)




キッチン(今んところ問題なし※コンロのぞく)







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2010-09-11

引っ越し前半

今日はついに自宅のカギを入手!!
部屋のカギだけで5種類あってどれがどれかいまだわからん。。

玄関のカギ、寝室のカギ、ベランダへのカギ
風呂場とトイレのカギ、キッチンのカギ

後半はいらんような気するけど…


とりあえず、必要なもの
マットレスなどの睡眠アイテム
コンロ、ガスなどの料理アイテム

を副マネージャーとドライバーと買い出し行って家に置いてきました!!


ほんまねー、
普段の買いもんの額とは比べもんにならんくらいの額を一気に使ったわけですが、

スーパーの店員とかもびっくりしてましたね!!ついにこいつ定住する気やみたいな顔で!!


そしてレジに行くと、もうなんやかんやで喋りかけられるわけです。

ほんで、ドライバーのコリルはそのスーパーのポイントカードをすかさず財布から取り出します!!

もう、嬉しそうな顔してました!!
ケニアでもスーパーのポイントは重要な様です。


「ポイントいっぱいもらえた!?」って聞くと、「おう、アサンテ」
いやいや、こちらこそ土曜日にわざわざ手伝ってもらえてアサンテ!!


さ、明日はホテルをチェックアウトして完全に引っ越し終えるかー!!
とりあえず掃除からはじめよう!!




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案内

今日はケリチョにいる数少ない日本人を更生学校にご招待して
んまー、どんなとこかを見てもらいました!!

ピクニック気分で、谷を越えて学校へ!!

やっぱり行く途中で、「How are you!?」と声をかけられる。

そらアジア人が4人も歩いてたら、向こうのテンションの上がりようも
毎日一人で通ってる時とは比べもんになってませんでした。

ちびっこの一人は「How are you!?」のあとにいきなり、そこらへんで立ちションしだすし!!
まじでこどもらかわいい!!


そして学校でも、他の先生らも色々と案内してくれ、説明してくれましたー!!
生徒らは仕事中でほとんど一緒にかかわれなかったのが残念ですが。。


日本語のあいさつとか知ってるくせに、
喋ってみと言ったら、恥ずかしがって「知らん!!」という生徒ら。かわいい!!


そして、帰り道にもまたそこらへんの子どもらに絡み絡まれ
恐ろしいくらいの英語力を持つ10歳の女の子と出会う。(行きしなにも会ったのだが)



そんなこんなでタウンに戻りましたとさ。

そして本日付でケリチョにいる日本人が一人減りました、ナイロビに帰って行きました。
また、今年中にもう一人ケリチョを去っていくらしいです。


けど、僕以外に協力隊員がケリチョに派遣されることはなさそうです。
職種:お茶摘みの要請がない限り。




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2010-09-10

Imeamka!(起きた!)

う~ん、今回のブログの内容、
悩んだ末に書くことにしました。。

ほんまにどーでもよすぎる(僕をのぞいて)内容です。


授業の始まりにストレッチなど、準備運動を子どもらとしてた時の出来事。

円になって座ってストレッチしてたら、生徒の一人が急に
「イメアムカー!(起きた、目が覚めた)」と言いだす。


起きたのはちんちんでした。
授業中にちんちんが起き上がってしまったことを律義に報告してくれたようです。


生徒らみんな爆笑!!どこの国でも男子どもの笑いの原点はここにあるようだ。


まさか生徒らからamkaという単語の新しい使い方も教わるとは!!

「なんで今やねん!!」という突っ込みしか入れられんかったから、、
もっと的確な突っ込みをスワヒリでできるような語学力、生きたスワヒリを身につけなー!!




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婚活

ケリチョの町でも知らんおっちゃんに喋りかけられると、
年齢から結婚の話に飛んで、

親戚紹介したろう!!とか
おい、ハーフは強い子どもができるぞ!!

みたいな話をちょこちょこされます!!



そしてこないだ更生学校にて

雨降るん目に見えてたから、
事前に外に出てるもん(イスとか同僚の荷物とか)を屋根の下とかに移動させてたら、

マリオンに
「う~ん、グッドボーイ!!妹を紹介したげるわ♪」と言われる。

こないだの恋愛トークのせいだろう。
にしても、何のお世話やねん!!妹紹介する前にもうちょい仕事せぇ!!

って思いつつ、冗談交じりでいっつもしょうもない話してます。


おそらくおっさんもマリオンもなにか目論見があるんだろう。
けど、いまだに実際紹介された覚えはナイロビでしかない。

実際紹介されても困る記憶しかないなー、
あのナイロビのマーケットのおっさんはやっかいすぎた。。




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2010-09-09

マネージャー

ターム休み明けて、はや3日!!

いまだマネージャーの姿、確認しておりません。。
ホリデー長すぎ、こらっ!!


副マネージャーに聞くと「多分来週には来るよ」
多分て。。


さしぶりに会いたいのにー!!




そして昨日、すべって壁でおもっきり左眉毛んとこ打って

ぱっくり割れました!!


とりあえず傷口は固まったけども…


中学んときに犬抱こうとかがんだ際にイスの角に右眉毛ぶつけ

ぱっくり割れたん思い出しました。


ほんま跳び箱着地ミスって足骨折→手術といい
たまに顔だすどんくささに自分で驚いてます。

やっぱり病気より怪我率のほうが断然高い。


この眉の傷のこったら、元ボクサーとか適当に嘘ついてみよう。




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2010-09-08

ウガリ

またまたウガリの話

今日は昼過ぎから雨、することが一気に減る。
そして調理場に行くとでっかい窯でウガリをこねくり回す、リマンドホームの子どもたち。

ここぞとばかりに
「ニメチョカ~(疲れた)」と言ってこっちを見る。


興味もあったし、何事も体験ということで一緒に30分近くこね続ける。
100人前以上のウガリ、こねるのも一苦労、
すぐに「ニメチョカ~」ていう子どもらとおんなじくらいの早さで「ニメチョカ~」ていう俺。


交代ばんこでこね続け、腕もだるくなる、肩も張ってくる。
そして、こねてる時の子どもらの肩筋、背筋にほれぼれする。


アフリカの子どもたち筋肉の付きっぷりが綺麗なんです。すでに!!
やっぱこんな力仕事とかをしてるのも関係あるんでしょう。

そして、筋肉もすごいが、
彼らでべそである確率もけっこうすごい。




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2010-09-07

授業開始

ってことで、授業始まってます、今週から!!
一日2,3コマで1コマ40分くらい。

といっても、スタートはみんなの好きなサッカーが当面のメインです。


ここの子どもたちはとりあえずウォームアップで、グラウンド二周したら
サッカーはじめるので、
ストレッチやらをしっかりするのをメインにしてます!!今のところ。

普通にグラウンド走ってもだらだらするんで、
ちょっと趣向を変えて、サーキットトレーニングにしてみてます。

ある程度走っては腕立て、走ってはハイジャンプ、走っては腹筋などなど

そしてそのあとは馬跳びレース
もっとほかの競争考えてかななー。。


んまー、サッカーが始まると
基本外からの監督っぽい指示ばっかです。

ボールが線出たか出てないかでやいやいうっさいから、一回一回試合止めて
レフリーに従う、セルフジャッジすんなって怒鳴ってます。


放課後は、サッカー、あて鬼などなど
子どもらと混ざって遊んで常にくたくた!!けど、とりあえず楽しい!!

体育の授業、ネタ切れすぐなりそう。。



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2010-09-05

そういえば…

日曜日ということで、これまでのことを少し思い返していた。
ある記憶が鮮明に蘇る。
そういえば…


ナイロビにいた時に
ゲイ2人にナンパされたこともあった。

相手はケニア人2人、こっち俺のみ!!

正直、その時は自分なりに覚悟を決めた!!
何かを失っても、命だけは残す!!



彼らは喋りかけてきたと思ったら、あいさつの後すぐに
「僕らゲイなんだ。日本人に興味がある。君はゲイかな?」

余裕でストレートです!!
「残念ながら、僕ゲイちゃうよ。。」

「じゃぁ、誰かゲイの友達紹介して!!」
「うーん、日本にはおるけど、今ケニアにゲイの知り合いはおらんわぁ。ごめん。」

「そっか、Can you love me?」←何この質問!?
「だから俺はストレートやってー。こればっかりはどうしようもないわ!!」


「OK.じゃまた今度ね!!」と言って去って行った彼ら。

今度もくそもない!!俺のこの人生においていつ来ても答えはNOだ!!


ただ、内心これまでになくビクビクしていたのは間違いない。




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2010-09-04

いきつけ

今日は週末土曜日!!
ということで、毎週末恒例(先週からスタート)の靴磨き屋のいるところへ!!

今日も同じ兄ちゃんにやってもらい、
ちょっとした会話を通して彼をケニアを知ろうとする。


彼の名はイレリ!!歳は聞くの忘れた。
いつも同じ場所で靴を磨き続ける!!

まだその道を通るたびに挨拶する仲でしかないが、
この二年間、毎週毎週靴を磨いてもらいに通おう!!


そして、もっと仲良くなり、
ケリチョに友達を仲間を増やす!!

ムズングームズングーと言ってくる子どもたちとも!!




あっ、ちなみにお家決まりました!!
来週中に引っ越します!!




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ムービー&ディスコタイム

なるものが、更生学校にもある。
といっても週末の夜や、雨が降り過ぎた時(主に夕方)に
学校に唯一のTV (食堂にある)でDVDをかけ
みんなで踊ったり、映画を見たりするだけである。

といっても子どもらは本気で楽しむ!!
よく見れば、先生らも踊ったりしている!!
だから俺もみんなと踊る踊る。

サッカーしてくたくたでも関係なく、みんなで盛り上がる。
日課のサッカー以外にこのようなちょっとした娯楽がどれほど彼らに影響を与えるのかは計り知れない。

映画と歌と踊りが好きなら、日本から個人的に持ち込んだ
DVDマイケルジャクソン「This is it」が役に立つかもしれない。

いつか持って行ってみんなで盛り上がれるきっかけになれば!!
そして間違いなく俺は一人勝手に盛り上がっているだろう。



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2010-09-03

ニサイディエ シム

簡単に言うと電話貸してくれって意味。
ちょこちょこ子どもたちにお願いされる。

なんで?って聞くと
曲聞かせて
写真見せて
家族に電話させて

などなど

家族に電話かけたいって言うたやつには、一応こっそり貸している。
そんなに長くは貸さないが、家族と切り離された生活を送る彼ら。
やっぱり彼らの兄貴分にはなれたとしても真の家族には早々かんたんになれるもんではない。

もし家族がいるんなら、ほんの少しでも声を聞かせ合えれば
それほどいいものはないだろうと思い貸している。

一人に貸すときりがないと思うし、本当に家族に電話をするのかもわからない。
けど、友達にせよなんにせよ、さしぶりに話せば楽しいし元気が出るのは一緒。

そして、もう割り切って本当に家族とかに電話したいやつには貸す。
その代わり何かお手伝いや課題(英語を話す練習など)を与えることに!!



やっぱり、彼らも子ども、人の子
ちょっとくらい融通の利く先生でもいっかとおもいつつ、普段のおしゃべり以外(スポーツの指導など)では結構厳しめに接している。




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2010-09-01

リマンドホームの子どもたち 男の子編

さて次は男の子たちについて
本当に大きい子は俺と変わらないもしくは体格負けしかねない体つきである。

彼らもほとんど中庭で遊ぶ日々、だからこそ少しの刺激でもと思って
ちょこちょこ喋りかけにいっては、英会話の練習したり彼らの話を色々聞いている。

そして、彼らもたまに(週に一度か二度くらい)グラウンドでサッカーの試合をするんだが、その時は必ず混ぜてもらい一緒になって試合をする。
なかなかの面白い試合になるが、まだギリ勝てるくらいの能力があることにいつも助けられている。

一緒にはしゃぎすぎて、たまにぶつかってお互い吹き飛んだりもするが、
そこは教員と生徒ではなく、いちサッカー選手同士お互いに容赦はない。

試合後はいつもサッカーの話や日本の話をするのだが、
プレミアリーグでどこ応援してる? 僕アーセナル、彼らほとんどチェルシー
日本ではどのチームにいてたん? いや、全然プロじゃありません
英語もっと喋れたら、日本人と仲良くなれる? もし英語の練習したかったら、英語で俺に話しかけといで

などなど、
だいたいこんな会話をしているだけである。

そして、今日一緒にサッカーした後に
「We need you for train us. When will you go back Japan?」と言われたのだが、冗談でも嬉し過ぎる。
年の近い彼らだからこそ伝えられるものもあるはず。
しかし、おそらく彼らの年齢・学力でいくと女の子同様おそらくケリチョでない更生学校に配属になるんだろう。
だから、いつかどこかに行ってしまう彼ら。

比較的年の近いケニアの青少年たちと今できるうちにもっと関わっていこう!!
そして、とりあえず自分に今できる会話とスポーツを武器に、これから新たなアプローチを模索しよう。



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リマンドホームの子どもたち 女の子編

この更生学校はリマンドホームの役目も果たしている。
リマンドホームを簡単に言うと裁判待ちの子どもたちがいる施設。

裁判を経て更生学校配属になったり、そうでなかったりという道をたどるのだが、
彼らは更生学校と同じ敷地同じ施設にいながら、基本的に仕事というか雑用を手伝わされている。
年齢は10歳前後から19歳くらいまで様々。
そして、グラウンドで遊ぶ機会も少ない。中庭のようなところで20数名がボールをけったり喋って過ごしている。

このリマンドホームには女の子もほんの数人いる。
男子更生学校ということで、完全なマイノリティー。他のリマンドホーム所属の子どもらも8~9割近くが男子である。

女の子たちはただでさえグラウンドで遊ぶ機会が少ないうえに少数過ぎて手作りでなく普通のボールを使って遊ぶことも稀である。
だから、ここ最近積極的に彼女らを連れてグラウンドに遊びに連れていくことにしている。
教員という立場を用いて男の子たちからボールを借りて。

ケニアでも女の子たちもサッカーをする。
バレーするか?と聞いても、まずはサッカーしてからという答えが!!
こっちとしてはありがたい。簡単にけり方とかを教えながらノンプレッシャーで遊ぶ。

いつのまにかうまくはないがヘディングもできるようになっていた。ガッツとたくましさを彼女たちからも感じる。

他の先生から、リマンドホームの子どもたちはグラウンドに連れて行ったら
確実に全員を部屋のほうに戻すのが決まりと言われているので、
毎出発時には心の中で人数確認をする(おそらく逃げるということはないのだが。)

しかし、逃げないとも言い切れない。
逃げようと思えば簡単に逃げ出せるような学校。

いっつも隅っこで喋ってる彼女らがグラウンドで思いっきりはしゃいでる姿を見ると
何かうれしくなってもっと遊ばせたくなるが、
ボールを男の子らに返す約束の時間になれば、とりあえず渋々部屋のところに戻らせる。

審判を経た後はここは男子更生学校だし、ほぼ確実にケリチョにいなくなるであろう彼女たち。
少数の女の子ながらもめいいっぱい楽しめるときは楽しんでもらおう。
そしてしょーもないこの日本人がいたことだけでも覚えてくれればと思う。



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好きな食べ物

更生学校の子どもたちの主な食事は

ウガリ(トウモロコシの粉練ったやつ)
ギゼリ(トウモロコシの粒ゆでたようなやつ)
ウジ(飲むウガリ)
お米


大量のお豆
キャベツ

が主である。

そして食事中はこどもたちおしゃべりすることなくご飯を食べる。
まだ詳しくは聞いていないが、食事中のおしゃべりは禁止されているように見える。

食後、子どもたちにご飯何好きー?って聞くと
ほとんどの答えが「パン」しかし更生学校の食事でパンはない。

なんともこっちから聞いておきながら心苦しいが、
今の自分にはそこはどうにもできない。



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