2010-10-31

回想~今週木曜日

今日は土曜日、昨日言っていた玄関のペンキ塗りは来なかった。
まぁいっか!!全然急いでないし!!

そして、午後から雨も降り学校に行けず。

そんな時は色々考えたり思い返したりするのみだ!!それとちゃんとした自炊。
今日は朝チャーハンと昼スパゲッティ。夜何しよ!?誰か作って!!
やはり、誰か食べてもらう人・一緒に食べる人がいないと気が進まない。。



それでは、木曜の出来事でもどうぞ

毎週木曜は午後3時ごろから、教会の人たちが学校に来て子どもたちにレッスンのようなものを行っている。
詳しくは何も知らないが仏教徒という設定なので、そのミサのようなものをスキップし同僚と話をする。
何よりもこの雑談と言うか先生らとのフリータイムが心地いい。

トピックは様々、
珍しくケリチョに雨が2日連続で一切降らなかったことについて
恋愛トーク
日本の話

などなど

そしておばちゃん同僚に怒られる。。

「あなたまだ彼女いないの!?早く作りなさい!!
彼女できたら真っ先に私に教えること!!プレゼントあげるから!!」

かなり本気の忠告であった。

その後はしばしドライバーのMillerと手作りミニボールでキャッチボール!!
断然サッカー派の僕もキャッチボールは大好きだ。

ゆっくりとした時間の中で喋りながらのキャッチボール。
言葉のキャッチボールという言葉がまさにしっくり来た時間であった。
個人の様々なことを開示しながら遊ぶ、そういう点ではキャッチボールは一番のスポーツかもしれない。


その他の平日とは異なる木曜日の午後。
一週間の一日くらい子どもたちは置いといて大人同士で過ごすのも悪くないな!!




Tutaonana baadaye.

2010-10-30

解禁

本日ついにボールデビュー!!
最近の天候のおかげで、グラウンドも完全に乾き
ボールができたということで、今日の授業は急きょサッカーに!!

最近は乾いたグラウンドの隅っこで徒競争、リレー、あて鬼などなどで過ごしていたためか

ウッヒョー、アイヤー!!
と大はしゃぎの子どもたち。

しかしサッカーの前にひとつの試練
爪切り再確認。

爪切れてないやつはその場で切ってからサッカーに合流!!
やはり爪とトーキックの関係がボールをすぐダメにする。

ボールの大切さと爪の長さを説明し、授業開始!!
グラウンドに牛がいようと関係なく駆け回る子どもたちとボール、最高の瞬間であった。


そして子どもたちから授業後に
あのボールいい、楽しかった。とたくさんコメントをいただけ、さらに彼らに対する気持ちとモチベーションの向上となった。


そしてノックも子どもたちが自分からしたいと言い出して来た。
どーぞどーぞ、後で道具返してくれるんなら好きなだけやってくれ!!

しかし、打つのがへたくそなりに楽しんでいる。
ボールが飛べば、「あれどこまで飛んだ?カカメガ!?」などと飛距離をケニアの地名に当てはめて子どもと遊んでいる。
「俺はケニア山まで飛ばす。」「俺はケニア山の頂上まで行く!」「じゃ、俺はビクトリア湖!!」
「あー、あかんケリチョのタウンまでしか行かんかった。。」

このように子どもたちと一緒になってあっという間に時間が過ぎる。
もっとケニアの地名覚えようっと。


明日は休日、午前中は玄関のペンキ塗りが来る予定。
午後からは学校へ行こう!!




Tutaonana baadaye.

2010-10-29

ひとつめ

本日、遂に待望のボール第1号が完成した!!
自分で少し蹴ってみたが、何の問題もない。



詳細

名前:コエチ(ボールの作り方を教えてくれた子どもの名前)
大きさ:フットサルボール程度(子どもの足にはちょうどいい)
重さ:フットサルボール程度(蹴りごたえアリ)
バウンド:フットサルボール以上サッカーボール未満(ビニール袋のわりに跳ねる)
特性:ウォータープルーフ(ビニール袋製のため)
   かなり球体であるが、完全な球体ではない


これがほぼゴミとなるもので出来るとは…ケニア人のあるもので作りだす発想と技術に脱帽。
そして、日本人である俺のボールづくり技術はもう校内ナンバーワンの域に達しました!!

今日の同僚や子どもらからのコメント
その縫いっぷり、機械レベルじゃねぇか!?(生徒)
私のじきに生まれる子ども用にちっさいの一つ作って!!(いつの間にか妊娠してた同僚)


子どもたちは大喜びで感謝しまくりの早く蹴りたくてウズウズしまくってました。
そして子どもたちだけでなく同僚からも上々の反応が得られたことに驚いた。

特にマネージャーが
あのでかいボール見たわよ、すごいね。あれなら雨の多いこの地域でも大丈夫だし、子どもたちも喜ぶわ。
しかもクラブ作るらしいじゃない、ありがとう嬉しいわ。

まさかのマネージャーからの言葉に気分上々!!
よし、思いっきり遊ぶ機会を子どもらに提供しよう。
そして極力あるもので道具を作ろう。これは俺が同僚・生徒たちケニア人から知識を借りればいいことだ。

けども、子どもたちに真のサッカーボールをける機会を与えたいとも思っているので、
試合用・大事な時用にサッカーボールをまた一球買うつもりだ。(以前買ったのは完全に潰れてしまった)
だが基本的には手作りボールで練習をこなす!!


そして、最後にボールに更生学校の名前を書くために
そのボール片手に歩いていると、町ゆくケニア人ほとんどが、
ムズングである俺が明らかに手作りのボールを持っているのが気になるようで、特にボールに目が行っている。

そして声をかけてくるものもちらほら
ボールをほめたたえてくれる!!

明日には、そのいろんな人から評判のボールでグラウンドを駆け回る子どもたちが見れるだろう!!
我が息子(ボール)一人目のデビュー戦が待ち遠しい!!


おまけ写真
ノック用のバットとボール






Tutaonana baadaye.

2010-10-28

休み時間と放課後に

ここ数日休み時間に子どもたちと遊ぶ際に新しい遊びを増やしてみた。
ミニサッカー、プロレスごっこ以外に!!

それはノックと押し相撲。
ノックはそこらへんの落ちてる木とビニール袋ボールちっちゃい版でおもっきり打ちっぱなして
子どもたちが追いかけキャッチする。特に綺麗なアーチを描くフライに至っては子どもたちのはしゃぎようとキャッチできた時の喜びようは相当のものである。

自称キスムまで届かんばかりの特大アーチを追いかけキャッチできたときはそりゃ気持ちいい!!
そして自称キスムまで届かんばかりの特大アーチを打った俺も相当気持ちいい!!

そして子どもたちは打つのがへたくそである。
しかし、どう打ち方を教えていいのかわからない。ボールをよく見ろとありきたりなことしか言えない。


押し相撲においてはルールも簡単ですぐできるので、普及スピードが著しく素晴らしかった!!
そして早くも普及2日目にしてすでに2敗を喫してしまった。。


どちらの遊びにしても
彼らにとって今までほぼ経験したことのない遊びであり、とても楽しんでくれている。
もちろん俺も楽しんでいる。負けじと必死である。

そんな彼らに飽きを来させないためにも色んなルール追加したり、遊びの幅を広げてかな!!



そして手作りボールの経過は、
また少し大きくなった。

明日、ケリチョの知り合いから大量に袋がもらえるのでひょっとすると一つ目完成してしまうかも!!
すでに子どもたちは中サイズのボールでグラウンドを駆け回っているので、完成が非常に楽しみである。

なによりも日に日に少しづつ大きく成長していくボールを見つめ縫いしているせいか
ボールに対して親心のようなものが芽生え始めた。おそらくボールを無碍に扱ったやつにはボールの親である俺からかなりの指導が入ると思われる。


加えて、日に日に育つビニール袋ボールによりたまごっちを思い出したりもして
時の流れを変に感じたりもしてしまう。




Tutaonana baadaye.

2010-10-27

私たちのもの

今日も家の中からビニール袋を探し出し、ボールづくり。
昨日よりも一回ひとまわりでかくなった。

子どもたちや同僚いわくボールづくりのセンスがあるらしい。
日本でも広めてくれよ。
お前、それ日本で作ったらモテるぞ。
などなど

子どもらも日に日にでかくなるボールに目を輝かせている^^
あれ俺のん!!と騒ぐやつらもちらほら
そんなときは
「お前のんちゃう、俺らのんや!」と一喝。


そして空き時間にそのボールで同僚とリフティングしながら、
ボールを作りだした経緯と校内サッカークラブづくりについて語ると

いいねー。みんな入りたがるから何チームもかレベル分けて作ろうぜ。
俺もひとチームの監督兼選手するわ。

と乗り気である。
彼から賛成を得れたのは大きい。
練習は俺に任してくれ。監督は譲る。


そして彼は続けて
お前はナカタか!?  いやいや、俺ノジマ。しかも彼引退した。
ほんならその穴を埋めるチャンスやな!? 余裕で無理やー!!

なんてほめちぎってくれる。


よし、はよケリチョスタジアムで練習してるという噂のチーム探そう。
そして、そのチームとの仲を築いていつかうちの生徒たちと試合を組むぞ!


ここでお願いです。
ケニアにいる人、ケニアに来る人
いらないビニール袋ください。




Tutaonana baadaye.

2010-10-25

クラブ設立に向け - 町代表までの道のり

本日、ケリチョ更生学校のクラブ設立に向け、子どもたちと動き出した。
といってもただ、ボールを作り始めただけである。

なぜなら、まともなサッカーボールは潰れかけのが一つあるのみで
あとはビニール袋でできた小さなボールのみ。

なんとかしてボールを調達しなくてはならないと思いつつ、
自分の手元の金でどうにかしてはいけないという思いもあり、
日々、買いもんのなかで手に入れるスーパーの袋をひたすら集めてきた。

そして、本日子どもから作り方を教わりチャレンジ!!
結局今日できたのはまだ手のひらサイズ。。しかしこれを繰り返してサッカーボール大のものを5つ作るのが目標!!




もちろん子どもたちも一緒に作る。学校内でどうにかしてゴミ袋を集めてもらっている。
それに加え俺の家にたまったゴミ袋でマイボールならぬアワーボールをつくる。
子どもらのモチベーションもいい感じである。

もし5つ揃った日には、子どもらのキャプテンとともに教頭んとこにクラブ設立のお願いしに行かな!
それまでに事前にクラブの仕組みとルールなどを決め先生方に相談しておこう。



そして、これは個人のたくらみ
ナイロビでは毎週末本気のおとなサッカーを続けていたのだが、こちらケリチョに来てからはそれはない。
なので、最近町で絡んでくるケニア人たちから聞き込みを重ねている。

そこで得た情報は
毎週日曜の午後からケリチョスタジアムにて練習しているチームがあるらしい。
確かに町の張り紙でケニアプロチームがケリチョでケリチョのチームと試合をするというのを見た気もする。


そこで思ったのは、ナイロビでのケニアプロリーグ観戦を経て、
ひょっとしたらケリチョの町代表の控えには入れるんじゃないかという淡い期待と真剣なサッカーの練習・試合ができるかも!!ということ

来週末はスタジアムに足を運んで、「頼もう!!」と叫んでやろう!!
そしてぼこぼこにやられてこよう!!




Tutaonana baadaye.

2010-10-24

真昼間から

本日、靴磨きに行く途中

後ろから
Hey rafiki~ おい友よ~
と声をかけられ、振り返ると全く知らん兄ちゃん2人。
そのあとおっさん一人追加。

よく「友達」と声をかけられるのだが、ほとんどが初対面である。

んまー、初対面だろうがなんだろうが関係なく挨拶して話をしながらタウンに向かう。
彼らは今俺が住んでるアパートを建てたやつらしく、今もまだ他の建てもん建設中らしい。

結婚してんのか?カレンジン(部族のひとつ)がいいぞ!
酒飲むんか?ギネスかタスカーか?

よし、飲みに行くぞ! 何?酒飲むん?
ちゃう、ソーダ!コーラかスプライトか? コーラ!

と言われるままにタウンの飲み屋にいき健全にもコーラとスプライト。
色々話した後、先に失礼しようと思い金払おうとしたら、

いいよ、俺らが出しとくわ。

ですって!

なんか申し訳なくまたどっか行こうぜ言うて、携帯番号聞いときました。
そんときは俺もお返ししなくちゃ。




Tutaonana baadaye.

2010-10-23

防犯設備取付工事

今、ベランダに続くドアに鉄製の門グリルを取り付けてもらっている。
なぜ4階にある我が家にベランダ側の鉄門がいるんだろうか。念には念のため、ありがたいことである。

そのドアにJICAからもらったカギをとりつけようとしたが、自身の技術不足により
ネジが奥まで回らない→力強く回す→ネジの穴潰れるにより、
中途半端に機能する鍵(防犯機能はほんの若干増)があるのだが、それでもなお鉄門が必要らしい。

調整員が家視察に来てからすでに1カ月以上経過、やっとJICAスタンダードの家になる。


ということで、
アパートの管理人とかフンディ(職人)が今ベランダでカンカンガンガンバキバキやっている。

今、職人の技術がゼロの俺に出来ることといえば
i-Tuneを大音量で流す(作業スピード兼働く側のモチベーションの継続)
無駄話(気分転換)
コーヒーいれる(自己満)
ブログ書く(報告)

これくらいのことである。



結局、管理人に今日の夜タウンに行こうぜと誘われ、無事に取り付け工事も終わりました。


ただ、防犯は完璧になったけれども未だにリビングには冷蔵庫以外何もない。
よってせっかくなのでリビングのど真ん中に冷蔵庫は位置している。
家の中で中心にいるというこんな待遇を受けた冷蔵庫をこれまで見たことはない。



後で家具のフンディを教えてもらおーっと!!




Tutaonana baadaye.

2010-10-22

間合い

昨日、マネージャーと話せる時間があった。
内容は生徒たちとの間合いの詰め具合、距離について

「Yuheiは子どもとほんとに仲良くしてるね。
けど、あんまり近づきすぎないように。近すぎると生徒たちがあなたへの尊敬を失くしてしまう。
それは子どもたちにとってもよくないし、Yuheiにとってもよくないよ。

それから、リマンドホームの子どもたちとは別にかかわる必要はない。
あなたは更生学校の先生だから、リマンドホームは同じ施設内にあるけど別。
彼らは更生学校の子どもらに比べ悪い。逃げるし、他のリマンドホームで子どもたちと仲良くしてた職員が子どもらに裏切られるような形でだまされたこともあるし。特に女の子には気をつけて。」

などなど

それに対して、色々と子どもとの関わり方について質問もしてみた。
更生学校の子どもたちが、リマンドの少し大きな子どもたちとサッカーの試合をするのを楽しみにしているが、そのときはどうしたらいいのか。そのためにもリマンドの子どもたちとも仲良くしておきたいのだが。

などなど

なかなか理解しがたいこともあったが、有意義な時間だった。


しかし、この更生学校の先生たち
一人の先生はたまに子どもらを集めて談笑したり、話してるのを見かける。
その先生を含め、3人の先生は俺と同様、子どもらと一緒にサッカーの試合に大人げなく混じることもある。

その先生たちをのぞいては、ほとんど生徒たちとしっかり必要最低限以上の交流(授業やその他の仕事上以外の交流)をしているようには見えない。
そんな先生らがキボコを持って厳しく接し、どつくことで子どもらからの尊敬をキープできるのだろうか。尊敬を得ることはできるのだろうか。

授業においてはしっかり授業もしており、俺自身でも彼らを尊敬している。授業をかなり早く切り上げたり、俺に授業を任せたりもするが…
しかし、ここの子どもたちは罪を犯して来たとはいえ、ストリート出身が多くもっと彼らと接して目を向けてやる必要があるんじゃないか。

けども、これはあくまで自身の感覚。
ケニアではどのように考えられ、子どもたちがどのようにおとなたちに尊敬の念を抱くのか。は未だはっきりとわからない。
そして先生たちの様子も自分が見て感じた範囲のみ。まだ見ぬ世界があるだろう、きっと。


とにかく個人的に自分の生き様においては、おとな子ども関係なく自身の人と人との距離の基準はかなり近めに設定されている。
日本においてもケニアにおいてもこれは変わらない。自分自身への尊敬はわざわざ損得考えてまで得るようなもんではない。
がしかし、その自身の距離の近さが生徒に影響を与え、他の先生方への尊敬を失うは避けたい。この先も子どもたちと関わっていくのは彼らだ。
もしそうなるんなら生徒たちとの間合いを少し考えなくてはいけないな。。

今回みたいに色々と話す機会を自分から作って
先生らと子どもとのかかわり方について意見交換のようなものをしていかねば。




Tutaonana baadaye.

2010-10-20

ヒーローズデイ

という名の祝日らしいです、今日。
未だにケニアの祝日がいつか分からないため、明日祝日って言われた時の気持ちの高ぶりようは俺の人生の中でかなり上位に入ると思われます。

ということで12連勤ではなくなったわけです。


そして本日ついに冷蔵庫買いました!!
というのも湿気が多いのか外にほったらかしにしてる食材がことごとくカビルンルンです。

そのため、食事の基本は朝晩パンか米とふりかけという暮らしが1カ月ほど続き、
来月に控える健康診断での結果が気になるばかり。。

しかし、いつも通りの元気さは常にキープできており、
特に痩せることもなく、肌が黒くなる一方!!

とにかく冷蔵庫のおかげで料理にチャレンジする意気込みとバリエーションが増えたんで
そのうち料理の写真でも載せようかと思いつつ、同時に自身で絶対のっけないのを確信。

あー、腹減った。




Tutaonana baadaye.

2010-10-19

雨は好きかい?

今日は昼食時から夕方までずっと雨。
基本ほぼ毎日雨降るけど、いつもはすぐに止むのに珍しい。
授業には支障なかったが、昼からの予定が白紙。
生徒たち、雨の時は各自教室にて待機というか自習というか、教室内にこもらされる。

しかし、
何か仕事を与えられた生徒らは外にてお仕事。

牛を柵の中に入れる仕事を与えられた生徒としばしの会話。

俺「雨きつすぎて、仕事できへんな。しかも、今日めっちゃ寒くない?」
Boy「雨やまないね。セーター着てるから大丈夫やけど、足寒いな。」

俺「そら、短パンやもんな。俺、今日珍しく短パンちゃうけどそれでも寒い。
あっちの空青いしもうじき止みそうな気するけど。」
Boy「うん、雨好き?」
俺「好きではないかな。外で遊べへんし、雨なかったら困るけど。」
Boy「俺は好き!確かにサッカーはしたいけど、雨は水をくれるから!」

やっぱり、もともとの雨の感覚が違う。
これまで生きてきて、雨が必要、自然の恵みというのはわかる。

けど、
好き?って聞かれると好きといいきれない。

雨降って
洗濯もの、予定が変わるなどなど

日本という国、都市ではないけど街という環境で育って得た感覚

彼らはある程度自然の流れに沿って生きている。
自然に身をゆだね、おおらかに見守り生きている。

富裕層をのぞきこんな風にネットなどで夜更かしなんてことはないんだろう。

雨だけでなく色んな物のとらえ方の違いがある。宗教的な考えも含まれる。
フィリピンでもそうだったが日本よりも、こういっては語弊があるが、少なくとも自分の考えよりも感じ方よりも人々が豊かであるとよく感じる。

やはり、ここケニアで俺は一応先生であり、間違いなく生徒である。




Tutaonana baadaye.

2010-10-18

擬似停電断水生活

さてさて、前のブログでもお伝えした通り、
生活上水も電気もネットも問題ないわけですが、

せっかくなので停電断水生活体験を実施したいと思います。
まずは手始めに一週間。

半年に一度の企画にしてこうと思います。
そして回を増すごとに期間を延ばしていきます。

第1回は
11月15日(月)~11月21日(日)までの1週間。


その期間、電気の類は例外をのぞき一切使いません。ろうそくです。
その例外とは携帯の充電。緊急事態用に充電が空になったときにのみ充電を許します。
パソコンは充電がなくなったらそこまで。

料理はガスコンロなので問題なし。

水は風呂場にあるでかめのバケツ(水浴び、洗濯用)に満タンにためた状態でスタート。
もし、洗い物洗濯トイレ風呂歯磨きなどで必要になった場合はアパートの敷地内にある水道に水を汲みに行くことを許します。

幸いなことにわが家は4階にあるためわざわざ一階まで降りて、くそ重い水入りバケツを4階まで運ばなければならないという好条件。

おそらく風呂に入る回数は、現在の2~3日に1回からどーなるかわかりません。
隣人との生活、活動において関わる同僚生徒らに支障がない程度に入りたいと思います。

というのもバケツを満タンにしても6割近くは水浴びで消費してしまう。水は大切に
そしてこれまでのぬるま湯浴びは不可能、
瞬間湯沸かし器は電気なのでだめ、ガスで湯沸かしてる時間はない、ガスもったいない
ということで、風呂朝派の僕はくそ寒い朝一に水浴びをすることになるでしょう。


以上、停電断水生活体験にて新たな自分・考えを発見したいと思います。




Tutaonana baadaye.

2010-10-17

昨日の今日

12連勤中、7連勤終わりました!!

日曜も午前中は何かしらの仕事
畑仕事
風呂場掃除
トイレ掃除
学校の建物内掃除
教頭先生の家の庭の草刈り
料理の準備

今日は前半風呂場掃除を一緒に
後半を教頭先生の家の庭の草刈りを一緒にてな具合で過ごしてきました!!

やってることは昨日とほとんど一緒、

ゴルフクラブみたいな形のなた見たいなんひたすら振り回し草刈り
チャイもってってわけっこ
急に現れたネズミ追いかけつかまえる
教頭先生が帰ってきて、アボカドとパッションフルーツくれる
手にできたマメの見せあい
働けと檄飛ばす、自分含め全員に

そんなこんなでちゃんと時間内にすべて刈り終えたし、問題ないでしょうきっと。

その後は昨日の公約通り、バスタオルと石けん持参で子どもらと水浴び!!
子どもらあほみたいにテンションあがってやんの!!

ドアなしで壁で仕切られただけの個室に一人もしくは二人づつ
一つのバケツで水浴びをするのが普通のようだ。

ごうに入ればごうに従えということで
そのまま水浴び!!もちろん全裸!!

結局、バケツの水を二人で半分くらいしか使わずに入浴終了
ちゃんと体洗ってます!!
その後は風呂入ったのにもかかわらずグラウンドでいつものミニサッカー。

土日に当番ある日しか学校で入らんけど、そのたまにあるってのが楽しみになるだろう。

そして最近水の使い方がうまくなってきた。
といっても僕の家未だ断水なし停電最長5分という好条件でぬくぬく生活してます。
なんで節水節電イベント企画して一人で実行したいと思います。

詳しくは次のブログで。



Tutaonana baadaye.

週末の学校

今週の土日はついに回ってきた当番♪
いつもどおり8時出勤!!

土曜の朝は各自仕事を割り振られて、その仕事に取り掛かる。
校内の掃除・ゴミ拾い
草刈
畑仕事
などなど

今日は畑仕事を選び、ひたすら鍬で生徒ら5人と交代ばんこで土を掘り起こす!!
天気も良く、

生徒らと全くおんなじように
無駄話しながら、ひたすら鍬振って
上半身裸になって
あー疲れた言うて交代しあって
仕事サボんなーいうて、注意してみて
トイレがちょっと遠いってだけでそこら辺に連れション行って
他の先生らにあんたも畑作業!?て笑われて
先生たち用に毎日作られるチャイ(紅茶)を自分の分だけそそくさ持ってって畑でわけっこして
休憩がてら仕事ほったらかして、ハチの巣があるっていう噂聞いたからいっしょにその巣見にいって
はよサッカーしてぇな、腹減ったな飯なんかな、考えたところで今日もギゼリやなとつぶやいて
その畑に生えてたスクマと甘酸っぱい実やらクローバーみたいな形の甘酸っぱい葉っぱとか、素のまま食って
食えんこともないけど、料理したほうが断然うまいという結論に至って
日本語教えてくれって言われて、言われるままリクエストに応えほぼ役立たなさそうな単語教えて
鍬振って

そして耕す範囲を耕し終え、休憩してたら集合の合図

子どもらは新しい石けんを配られ入浴という名の水浴びタイム
俺もあいつらと一緒に水浴びすればよかった。風呂3日入ってへんうえに畑仕事したのに!

明日は石けん持参しよ、裸の付き合いだぜ!!
ちなみに今日は風呂(デカバケツからのぬるま湯浴び)ちゃんと入りました


今日はいっぱい子どもらと喋った!
Boys「Yuheiタバコ吸ったり酒飲んだら警察に捕まるかもよ!」
俺「ほんなら裁判所で裁判受けて、またこの学校に次は生徒として来るから大丈夫!」
Boys「えっ、何歳?」
俺「24歳!」
Boys「無理やん!へー10歳ぐらいしか変わらんねんな!」
俺「俺子どもっぽいか、おっさんか?ま、捕まらんからハクナマタタ!」
などなど

辛すぎることあったけど、あいつらの前じゃすごい気が楽になる!
日曜日はいっつもどんなことしてんかな、あいつら
あー楽しみ!!

こうして一日振り返ってみたけど
ほぼおんなじレベルで色々分かち合うんてやっぱ楽しい。




Tutaonana baadaye.

2010-10-16

連勤

今週末は当番の日なんで、土日も相変わらず出勤
まさかの12連勤になるとは!!

どーせ、土日は時間持て余してしょうもないことするだけやから、
ありがたい。

ただ、靴磨きに行けない。

ま、いっか!!
今日明日、授業ないしひたすら遊ぼうっと!!



Tutaonana baadaye.

背景

最近、
子どもたちがいつこの学校に来たのか
何をしてここに来たのか
家族構成や裁判所、ゲダスル更生学校における記録やバックグラウンドが書かれた生徒の数だけ存在するファイルを読み始めた。

ひとりぶんを読むのもけっこう時間が必要で、まだ10人程度しか彼らの背景を知らないわけだが、
やはり、ここにはストリート出身の子どもが多いようである。

家族はいるが、わけあってストリートへいたとこを保護
家族もはっきりとはわからない
ストリートにて盗みやシンナーなどにより補導
などなど、これはほんの一部で色々な理由が重なりあったりして彼らは今ここにいる。

結構細かい情報が記載されており、自分が思っていた以上に驚きが多い。
詳しくはここではあげないが、なかなか壮絶なものもある。
男子更生学校系列で一番リスクの低い子どもたちが集まるこのケリチョ更生学校でこの程度だったらと他のハイリスクの更生学校では想像もできない。

しかし、そういった背景について以外にも更生学校に配属されたときに受けた試験の結果もそのファイルのなかにあり、そこには某バラエティ番組もたまげるような回答もたくさんあるし、子どもらが書いた自宅付近の地図もよくわからないのもあったりする。
しかし、これが彼らの学力の現状である。

このファイルが全てではないけども、生徒らを知る関わるうえでのツールとしてはとても助けられるであろう。
けど、やっぱりバックグラウンドさておき、まずは子どもらの顔と名前だ。
顔はもう完璧だが、どうも名前がまだまだ。。
今年中に全員覚えるぞ!!




Tutaonana baadaye.

2010-10-14

ビクトリー

このケリチョ更生学校の生徒たち
11歳~14歳が現在在籍しており、アクション映画はもちろん、サッカーの他にもたまにテレビで見るアメリカのプロレスなども大人気である。

休み時間によくプロレス勝負を挑まれるのだが、プロレス勝負といっても大技はない。関節技(アメリカの人気レスラーの真似)もしくは押さえつけての3カウントで勝負が決まる。

この俺もそのアメリカのプロレス団体は中学時代よりの視聴者で、高校時代には日本のプロレスにもはまったこともある。そして好きなマンガの一つに必ずあがるのもキン肉マンである。キン肉マンの終盤ではたびたび涙してしまうほどのファンだと思い込んでいる。

そして、アメリカンプロレスの醍醐味は派手さであり、念入りにストーリが組み立てられたドラマのようなものである。
それだけでなく、技の応酬や大技の華やかさが人目を奪い、ありえないような事も存分に起こる。もちろんほとんどが仕組まれたスートリー上のものである。

いやいや、そんなことを言いたいのではない。
ミニサッカー、腕相撲、プロレスごっこなど、基本的に引き分けを除けば未だ無敗。
常に全力で相手をしているこれがマイポリシーである。

いくら相手が子どもといえど負けるときは本気を出したうえで負ける!!そう決めてある。
おかげさまで、クリスティアーノロナウドやジョンシナ(アメリカンプロレスの人気レスラー)と呼ばれることも増えてきた。
ただ、それは大人であり体格上有利かつテレビをしょっちゅう見てないがための情報不足により、常に予選負けのサッカー部員がクリスティアーノロナウドと呼ばれているとは恐れ多い話である。


彼らの挑戦する気持ちがいっこうに途絶えないため、こちらも負けるわけにはいかない。
大人げないなど関係なく、本気で何でも勝負して敵わんときは敵わんと認める。もしくは負けてもリベンジを果たす。
遊びだからこそ手は抜けない。遊びこそが学びだ。

最後にプロレスごっこの近況報告を
ここ最近の連勝により1対1の試合よりも1対2、1対3のハンデ戦が増えてきた。
たまに味方が現れ奇跡のタッグチームを結成するのだが、いつの間にか裏切られ、2対2が3対1という危機的状況に変わっている。まさにアメリカンプロレスのストーリーのようだ。

しかしこれをことごとく
得意の恥ずかし固めによる3カウントもしくは恥ずかし固めという屈辱のポーズを恐れてのギブアップで凌いでいる。

そのうちサッカーでもプロレスでも挑戦し続ける彼らが強敵となって挑んでくることを望み、
明日もケリチョのクリスティアーノロナウドは眠い目こすって若干の筋肉痛を抱え学校に向かう。



Tutaonana baadaye.

2010-10-13

今日の放課後、いつも通りワンタッチといわれるミニサッカーに興じる。
最近はこの遊びにも慣れ連勝記録と挑戦者の列が途絶えない。

しかし、ちょっと休憩して近くの木の柵に腰掛けてると、
不意にひざの裏あたりを見せてきた一人の子ども。

即座に俺もひざの裏を見せ返した。ここはやっぱ日に焼けず白いままだわ!!と
しかし、反応が薄い。

よく見てみると、小指の長さほどのミミズ腫れ
聞くと、今日のキボコの一撃の痕だそうだ。

何も気付かずにふざけてすまんというだけで、何も言葉をかけれなかったというか
言葉が見つからなかった。

キボコでどつかれてるのを見てるだけで、実際の痛みを知らない自分。
俺も授業中の蹴りやお尻ペチンは好きでどついてるわけではない。
俺もそれなりに体罰を少なからず受けて学校を終えてきたわけで、
それなりの気持ちはわかるつもりだが、モノでどつかれた覚えは未だない。

明日でも明後日でも近いうちに、子どもらに一発キボコでふくらはぎか太ももしばいてもらおう。
授業に遅れたり課題まともにやらんかったりでもバシバシしばかれてるあいつら

自分がしばかれるキボコを取らされたり、とりに行かされたりするあいつら
その気持ちが少しでも分かるかな。

ほんで、どつくときの気持ちってのが気持ちいいもんではない(俺の感覚で他の先生はどうかはわからない)のもわかってもらえるかな。
場面によりけりやけど、半ば叱る越えて遊んでるかのように子どもらをしばくのを見て感じることもある。軽く笑いながらとか。
けど、これはあくまで俺が自分で見て思ったこと。先生に真意をたずねたわけでもない。
だから、このブログを読んでこれがすべてとかは思わないでください。
個人の主観が存分に含まれてます。

けどけど、何もないのにいきなり一発しばいてくれってのもへんやから、
授業で俺がミスったときに一発入れてもらって、そのまま体罰とか自分が思ってること伝えてみよう。

これもわざわざ体育の時間にすることじゃないけど、授業つぶしてでもあいつらの気持ちが少しでも知りたい。

もっとあいつらの心境とか立場とかたくさん考える必要のある試みやと思うけど、今からもっともっと考える。子どもらの感覚でも先生側の感覚でももっと確かめたいことは確かめていかな。けど、下手は打てへんなと思うビビりゆえに難しい。

とにかく思ったことを今、ブログに書き留めておく。




Tutaonana baadaye.

2010-10-12

第2回50mタイム測定&爪切り

本日は月に1度の50m測定
前回のこともあり、若干気合いが入っていると思われる生徒たち。

案の定、前回のだらだらとした感じで走る子どもの数は減り、
そのおかげで、ほとんどの子どもがタイムを伸ばしていた。

もちろん前回早かったやつで流して走るやつとかもいたけど、そいつは案の定クラス内ベスト5に入れず、
ベスト5に入った子らのはしゃぎようは半端ない!!

入れなくても前回の記録もしっかりノートにとってあるので、今回のと比較して見せてやり
言葉をかけるとすごい嬉しそうにしてくれる。

やっぱ続けよう!!ほんで、他の種目も追々増やして見よ!!


そして走り終わった子から爪切り。
体育の時間を使ってすることではないが、なぜ爪を切る必要があるのかとにかく説明

授業でも遊びでもボールを仲間をふいに傷つけないため。
手で飯食う時もわりかし清潔に保てる。
もし、マニキュア塗りたいんやったら、直訴してくれ。
爪長いとこの先女の子も傷つけかねないよ。

などなど、Mr.深爪として色々伝えてみたが、そんなこと言わずとも
皆つめ切りたくて仕方ないような反応であった。

ただ、My爪切り一つで時間かかるかかる。
ほんで爪切るんへたくそ。

やっぱり子どもらの爪見ると、
やたら長いやつ、ガッタガタのやつ
爪なんか変な形やったり一部の爪ないやつおったり。
裸足やからかなー、どんくさく怪我したんかなー。とか色々と思いつつ

ボールの寿命のためだけではなく、気持ちだけでもきれいに保てるようにこれも月1くらいの習慣にしてやろう。
あんな楽しそうに爪切る人たちを見たことなかったし。

爪切りあと何個か買わなな。





Tutaonana baadaye.

2010-10-11

もう一人の自分

こないだのナイロビ滞在中にさしぶりに約4年前の自分の写真を見ることになった。
その写真を見てもこの2~3年の間に知り合った人たちはほぼ誰もその写真に写る人物が俺であることを一発で見抜けない。

それほどに変わってしまっているのは自分でも痛いほど承知している。
今日また写真の整理をしていたら偶然か必然かアイツ(かつての自分)の写真を見て
今でも同じ表情ができるかを一人部屋で写真を撮って見比べてみたりしてしまった。

日曜の午後はかなり長い。。
暇というよりは時間がたっぷりある。

しかし、時間があるからといって行う行為ではないのは痛いほど承知している。
痛いのは自分自身である。

何回写真を撮っても余る時間とは裏腹にたった3回で同じような表情を撮り終える。(せっかくなのでこの場を借りてアイツを紹介したいと思う)





結局根本的に変化はないようだと感じ、その当時のアイツの記憶を思い出して見た。


…サッカーをこよなく愛しているとは思えない程のちょっとは動けるぱっと見愛嬌のあるデブだった。


しかし、その当時は彼女がいて、近年はさっぱりいない。
太ろうかな

そして、未だに大の甘党であるのは間違いなくお菓子が三食のうち一食でもかなりの年月を過ごせる自信がある。(ただ痩せただけの精神的デブである)
今ここケニアで3カ月が過ぎ、どーしても一番口にしたいものはメイジのホワイトチョコレートだ!!
もし送ってくださるという心やさしい方がおられましたら、ぜひビターも一緒に送っていただけると助かります。



こんなことをしていてもまだ時間がたっぷりとある。
明日の準備でもしよう。

この2年でどう成長できるかが自分自身非常に楽しみである。




Tutaonana baadaye.

ケリチョでの日曜日

先週の日曜はナイロビにて遊びながらも真剣おとなサッカーを楽しんだのだが、
今週の日曜はいつものケリチョでの日曜日

掃除風呂洗濯
そして
靴磨き屋に行く。

靴磨きの仕上がりの良さに心躍り、そのまま買い物したり
あてなく町を徘徊する。

今日は喋りかけてきた物運び屋のおっさんが
仕事ほったらかして台車そこら辺に置いたままずっと喋りながらついてきて、

携帯欲しいだのコミュニケーションは大事だだの
ジャッキーチェンに似てるだの
携帯欲しいだの(しつこい)
挙句の果てには中国人は嫌いとか言い出して、うっとうしすぎたから

コミュニケーション大事なんやったら、もっと口でまともな事言うてから携帯持てるように努力しろ!!
ってキレてもうた。。

おっさんもなんかすごすごと帰ってったけど、結局ピカピカの靴が嬉しすぎて気持ちの切り替えとかそんな問題は一切なかった。


ほんで、明日の朝飯のパン買いにスーパーに行くと、
牛乳コーナーでケニア人に
「ストローどこにあるん?」 
こいつ何言うてんねん思ったら、
完全にインド人の店員やと思ってたらしい。

確かにスーパーの経営者はインド人やし、
今日は靴磨いてもらうために持ってる中で綺麗めな服装で出掛けたけども

知らんわ。。て言うたら
「なんで?」
そこらへんに転がってたストロー持っていきぃや!て言うたら
挨拶もなく無言でストローとって行くし!

ほんまわけわからんけど、町中のケニア人と喋るんはおもろいな!!
めんどいやつに会う確率最近高くなってきたけど。。

んまー、練習がてらいろんな人と出会って喋ってこっと!!




Tutaonana baadaye.

2010-10-10

イミテーション

人と話をしていると、新しい発想や昔に感じていたことなどを思い出すこともある。
昨日、スカイプで色々と喋ってると、不意にこれまでの自分のしてきたことを思い出した。

現在のケニアでの活動に至るまで、
色んな事をしてきたつもりだが、いつでも周りに素晴らしい人の存在があった。

そこで、その人たちを参考にしてその人たちの真似をして今に至る。
だからからか自分自身に自信もなくこれといって自分の良さってもんが未だにわからない。仮にわかったとしてもどーなのかがわからないが

しかし、人の真似をすることってのは個人的に嫌いではない。だからこの生き方は一生変わらないだろう。
やっぱり、自分の中でかっこいいもんはかっこいい、すごいもんはすごい
人や物に憧れるとどうしても近づきたくなるし目指したくなる。そのためなぜか真似をしていく・してしまうのが自分。

そう真似して色々挑戦していく中で、うまくいくこといかないことはある。
ただ、完全に人の真似をするだけではうまくいかないというのがわかってきた。なぜなら俺はその人自身ではない。その人のやり方+自分にとってやりやすいやり方・自分が今生きる場所に合うやり方を見つけ取り入れると案外うまくいったりもする。

もともと人のスタイルやり方でも自分にちゃんと適応させれれば、もうそれは真似じゃなくて自分のもののような気がする。



要するに
人と出会い、その人に感化されたり、憧れたりする。そして同じ様な生き方をしたい、同じ様なことをしたいと思うは自由。それを行動にうつすもうつさないも自由。
自分のため人のため心に強く思い、目指すならば、それは決して真似ではないはず。
人に真似してんのかよって言われてもいい。

『一番避けたいことはやらずに後悔すること。』
『死ぬこと以外はかすり傷。』
好きな言葉

やって失敗・後悔したとしても、その自分がやった事には意味がある。失敗・後悔の中に学びを見出す。次はそうならないように色々トライするだけ。後悔してそこで止まったらあかんし、生きてる以上なにか出来る。死んだらなんも出来ん。
今しかできんこともあるし、今じゃなくてもできることもある。
けど、「やっぱりやっときゃよかった。」よりは「やったけど、できんかった。」と思いたい。

人の境遇に憧れてもないものねだりじゃなく、その人がそこでどうしてるのかを大切に
今ここで活動するのは自分だけ、体は一つやけど、その分考えややり方はそこらへんに転がってる気がする。
国柄・生い立ち問わず自分でしっかり考えてとらえてかなきゃ。



そしてそろそろ、授業のネタが行き詰ってきた。

今は競争とドッジボールに向けてのあて鬼
この間ナイロビで先輩や同期と話して色んな話を聞かせてもらった。
授業だけでなく人とのかかわり方など色々。

その中で参考になることも多く、とりあえずはゆっくりゆっくり取り入れてみよう。
真似してみようと思う。




Tutaonana baadaye.

ボールの寿命

赴任の時にナイロビにて400円程度で買ったサッカーボール
一ヶ月くらいでつぶれてしまった。。

グラウンドは芝とみなす草がほぼ一面はえているので、グラウンドが悪いわけではない!!と思う
生徒らも手荒に使ってる節は見当たらない。
雨がよく降り水分が多い。
ボール自体が安もん。

いろんな理由が浮かぶ、二回ほど生徒らに縫ったりしてもらって直したが、すぐにまたボールのどこかに異変。
ボールの表面を見ると、なんかしらのパックリ切り込んだような傷

形、大きさからみて彼らの爪のような気がする。
裸足でサッカーしてるしなあいつら。
確かに体育で馬跳びとかしても背中痛いとか言うてたな。

爪程度でボールを縫っている糸が切れたりするのかわからないが、少しでもものが長持ちする可能性にかけて
彼らがお互いを傷つけ合わないために

よっぽどの理由がない限り全員強制で爪切りを行おう!!



Tutaonana baadaye.

2010-10-09

通話相手

今日、ナイロビから戻ってから初の電話貸してくれ!!
それもこないだゲダスル更生学校から来たばかりの生徒2人!!

彼らはもうすでにここになじんでいる。
他の生徒たちとも仲良くしてるし、一緒にゲダスルから来た子どもたちだけで常に固まって行動しているわけでもない。
素晴らしい!!


そして、彼らに誰に電話かけるねん!?て聞いたら、
生徒A「おかん!!」
生徒B「マサル(ゲダスルで活動する協力隊員)!!」

マサルの番号やったら、俺の携帯てか履歴にも入ってんで!!と言うと
ポケットからクルンクルンの紙を取り出し、そこに書かれている番号を見せてくる。
しっかりマサルの番号をメモして保存していたようだ、紙はクルンクルンだったが


そして、ちゃんと電話ルールを伝え承諾をとり、電話を貸し見守る。

おかんはでなかった。。


その代わりに二人一緒にマサルと喋ることに、
電話すると「俺俺!」みたいな感じで楽しそうに喋っていた。二人とも笑顔♪

そのまま俺もマサルと喋ったのだが、彼らはどーでもいい話をマサルとしていたようだ。

しかし、そのどうでもいいような日常の会話こそが素晴らしいものだと個人的には思っているし、
何よりも月1の電話でマサルを選んだ彼ら。
ケリチョに来て間もないとはいえ、ゲダスルでのマサルとの生活でいろんなものを感じたんだろう。

電話を切った後も俺に「マサル何か言ってた!?」とか聞いてきたしね。

こうして、身寄りのない彼ら・親元を離れ更生学校で暮らす彼らにとって、
家族とは言わないまでも、親戚や親友くらいの位置にいてやりたい。
やっぱりこの思いが今日のマサルと彼らの通話を見て確立された。




Tutaonana baadaye.

オチング カマウ

こないだのナイロビ滞在中に
そこらへんで喋りかけてきたケニア人が俺に与えたケニアンネームである。

その場でハイハイて感じで聞いたので、
この名前もあってるかどうかわからない。

カマウは間違いなくあっている!!
中学の英語の教科書に出てくるムカミと同じ名前だから忘れるわけがない!!

ただ、オチングの部分が曖昧。。
しかも、そのケニア人名前の意味まで教えてくれた!!

「夜に生まれた」って意味やって
そいつにあったの昼やし、初対面やし、どーいう感覚で名前をくれたのだろうか

けど、せっかくもらったケニアンネーム
なんだか気にいっている。単純だ、俺



Tutaonana baadaye.

2010-10-08

職場復帰

本日、久しぶりに活動先へ
そしていつも通りの生活に!!

お帰り!
ナイロビはどうだった?
何もって来てくれたの?
肌の色うすくなったわね!
スワヒリ語忘れてるでしょ!?

などなど、
色々と声をかけてもらい相変わらずのウェルカム姿勢で迎え入れてもらえた。


子どもたちが少し大きくなっていたような気がしたが、間違いなく気のせい
完全に親戚のおっさんみたいな感覚を手に入れてしまった。

髪のびたな!
何か男前なったな!

などなど、
たった4日会わなかっただけで、こう感じてしまっている。
彼らが相当恋しかったのかも、待ちどおしすぎたのかも

そして、子どもらからは

ひげそったんや!
何かスマートなったな!
オンバク(アクション映画のタイトル)に似てる!
ジェットリーにも似てるな!
ナイロビでちょっと変身したな!?

彼らも4日会わなかっただけで、俺が変わって見えたようだ
事実、ひげはそった。
そして、ナイロビで体重を元に戻した。(といっても1kg)


それから、週末の親善試合について聞くと、
「来なかったよ。」

おいおい!!
あんな楽しみにしてたのに、来てやってくれよー。

けど、その代わりに
今週末リマンドのやつらと最強チーム組んで試合してやるからな!!




Tutaonana baadaye.

2010-10-06

リフレッシュ

こんにちは。
やっとケリチョの実家に帰ってきました。

今日の朝まで、ナイロビで束の間の休息、
新隊員の歓迎会などもあり、けっこうバタバタしつつも、しっかり楽しんでやりました。



また、これから定期的に更新していきまーす。



Tutaonana baadaye.

2010-10-01

課題

本日の体育にて

新入生の一人を怒り、一緒に話をしていたが全く話が進まない
彼もほとんどしゃべらない

途中で他の新入生が来て
「彼はスワヒリはだいたいわかるけど喋れない、キクユ語(部族語の一つ)なら話せるんだけど。」

困った、
とりあえずその場は他のキクユ語上級会話者の生徒に通訳を頼み、何とか説明
そして、彼の事情を知らなかったことを謝罪。

どーしよ、キクユ語勉強するしかない!!
せっかくの新しい生徒とコミュニケーションをとって、もっと関係構築を図らなくては!!


そして、今日は週に一度の教会からのゲストと宗教教育兼生活教育
清潔維持についてやごみのポイ捨てについて

その時に最後にビスケットとミルクがそれぞれに配られたのだが、
けっこうな子どもが俺にも分けてくれようとしてくれる。

せっかくの好意ということで
ビスケットのかけらをいくつかと牛乳を一口いただいた。

その後その教会の人が俺にも余ったビスケットをふた袋くれたのだが、
お返しに子どもたちと分け合った。

彼らの支えあいというか助け合い精神
過酷な環境で生き抜いて来たからなのか、優しく時に厳しい。

彼らの素晴らしさを再度感じ、彼らとの関係が続くうえでもっと胸張って彼らと付き合っていける体育の先生&兄貴分でありたい。




Tutaonana baadaye.