2011-05-29

6月と言えば

ワールドカップ!!

ここケニアではワールドカップ毎年開催されてます。
もちろんサッカーの。

といっても
ただ「ワールドカップ」という名のサッカー大会。

1チーム6人制で登録メンバーは10人まで
今回は隊員のみでチーム組んで出場します!!

もちろん日本代表のつもりで。


大会名がワールドカップというだけあって
他にもイタリア、イングランド、UAE
ガーナ、コートジボアールなどなど

イタリアやイングランドは完全なイタリア人、イギリス人で構成されてるが
他のアフリカ諸国チームはもちろんメンツはケニア人。

ただ、ガーナとか名乗ってるだけ。どゆことやねん!

ま、ええか。ケニアらしいし
こんな多国籍交流サッカーに出場する機会は滅多にないし!


そうゆうことで、来る6月12日、楽しんできます。




Tutaonana baadaye.

2011-05-27

おとな

昨日はKRSにてセドリックの告別式。
棺に入ったセドリックをボーイズ・職員全員で見送りました。

そして、今日はセドリックの実家にてお葬式。
同僚数名と選ばれたボーイズ5人で参列してきました。


その道中のこと

以前から感じていたが、更生学校という施設の知名度が極端に低く、そしてイメージも良くない。
そのイメージはすべて、人の想像でしかないもので
実際の更生学校を知る者とそうでないもののイメージは全くと言っていいほど異なる。

「リハビリテーションスクール」と説明しても、
大概先に浮かぶのは病気やけがのリハビリのほう。
ケリチョにあるのにケリチョ住民はほとんど場所も知らない。

そしてわかりやすくスワヒリで説明すると、毎度のように
子どもたちのイメージが相当なものになってしまっている。

それは自身の語学力と伝える力のせいもあるが、
今日、それだけではないことが分かった。


お葬式に同行したボーイズの2人が彼らの実家の近くでもあるカプサベットという町で休憩してるときに
色々と話しかけられていた。

中には彼らを知るものや、元ケリチョ男子更生学校にいた青年などもいた。
他にも特に彼らを知らないものでも、話しかけてきた。

しかし、一部の人は更生学校がどうだの、なんだの。
ボーイズに対して彼らのイメージの中での話でやいやい言うてくる大人たちもいた。

なぜ、大人が子どもたちの今、そして未来の邪魔をするのか。
少なくとも一度は過ちを犯したが、ボーイズは今学校で勉強してるし、毎日怒られつつもがんばってる。

しかも、今日は学校で亡くなった友達の葬式に行く日。
車につけてあったあの赤いリボンの意味がわからなかったのか。

よくいるそんな大人たちだが、
今日は特にその大人たちに腹が立った。どついてやろうかとも思った。
とりあえず、言葉で彼らに説明したが伝わっているかどうかはわからない。

しかし、よく考えれば、
今ボーイズに一番近い大人たちは俺含む更生学校関係者。
その俺たちがそんな大人でないように、ボーイズを傷つけてしまわないように。
彼らが大きくなったときにそんな大人にならないように。
意識して一緒に居続けないとなと思い知らされたのも事実。
彼らが更生学校から晴れてリリースされたときに更生学校自体を後ろめたく思わず、ある種誇りに思ってほしいと思う。

更生学校も学校の一種であり、子どもたちもそこら辺の学校の生徒と何ら変わりないことをもっと広めていこう。


そしてもうひとつショックだったこと。

以前、俺が赴任する前にKRSをリリースされた子が完全にストリートに戻っていた。
汚れきった服を着て、昼間に町をぷらぷら
いくら更生期間を終えたとはいえ、親が彼らを養える状態ではなかったのだろうか。

とにかくその彼が元気そうだったのが救いだが、
ふと以前リリースされた俺もしるボーイズが今どうなっているのか不安になった。

電話をよこしてくれたボーイズですらも心配だ。
元気にしてんかな。




Tutaonana baadaye.

2011-05-25

お別れ

先週金曜日
ケリチョのディストリクトホスピタルにて

セドリックに最後の挨拶してきました。

全くもっていつもの彼だったが、実際目にしてさらにショックを受けた。
灰色がかった、黒色の肌。
俺の名前も呼んでくれない。

やっぱり彼は亡くなっていたんだ。


そして、先週末のナイロビ滞在での用事の一つ
彼の写真を現像し、両親にお渡しすること。

本日、現像した写真をマネージャーに渡したので
とりあえず達成。

彼の両親が生前のセドリックを見られますように。
親元を離れ、更生学校にいた彼の姿は彼の両親は知らない。

どんなに笑ってたか、真剣にサッカーしてたか。
どんなにみんなとはしゃいでたか、怒られてたか。

写真でわかるのはほんの一部の彼の姿。
けど、それがあるのとないので違うと思う。


本日夕方
グラウンドにて、セドリック追悼の歌を歌う同僚とボーイズ。

心の底から、
彼が前よりも神の側で神に守られていることを願う。

それしかできない。
しかし、そのたった一つ出来ることに全てを注ぎ込む。





Tutaonana baadaye.

2011-05-24

視察

ナイロビで縫ってみたボール片手に学校に登校。
はしゃぐボーイズ。その反応見てはしゃぐ俺。

ボーイズからの
「Yuhei,道具持ってる?俺にも教えてくれ。」

待ってましたよ、この一言。
ただ、言ってみただけかもしれんけど、
これで俺はボール縫ってる最中に針が指を貫通しても痛くないね。

今度、ボールが潰れたら
興味のあるボーイズと練習しよう。

年じゅう傷だらけの指、これが名ばかりの教師の姿でもいいと思う。
俺がおらんくなったら、ボーイズが俺の代わり。

彼らが体育を担当し、ボールの管理も行う。
今描く理想の姿。

最近、リーダーたちの働きが著しく良い。これは前兆に違いないと思いたい。
俺の仕事が減る=ボーイズの成長、または帰国後への期待が伴う。
残り一年強。今できることを彼らに伝えれるように!


話は変わるが、
今日はボランティア調整員の方がKRSを訪問し、
授業と呼んでいいのかわからない俺の授業を見てくださった。

そして、何もないわが家もチェック。

その後はいつものように昼食をごちそうになり、
更生学校まで送り届けてもらいました。

本当お世話になりました。
またのお越しをお待ちしております。おなかをすかせて。





Tutaonana baadaye.

2011-05-23

ザオリク

ケニアに来て、
ビニール袋でボールを作り出す技術を手に入れてもうかなり経つ。

そして、週末はついにナイロビに新たな技術を取得しに行ってきた。
それはボールのパンク修理。
つまりは死んだボールを生き返らせるということ。

ゲダスル更生学校で活動するマサルが必要な道具とHow toを丁寧にかつ真摯に教えてくれた。
ほんまにありがとう。

おかげで、完全にHow toは覚えたのだが
技術レベルはまだ低い。

はさみで、ボールを切り開きパンクの穴をふさいだ後に
たこ焼きひっくり返す道具と釣り針をフュージョンさせたような道具で
糸を通し、縫っていくのだが。

初の体験と慣れない動作のためか
次々とその凶器のような道具で指を刺す刺す刺す。
次々と刺された指先から真赤な血が出る出る出る。

とにかく痛い。
が、やめられない。

ボール修理を終えた先にみんなの笑顔と
痛みによる俺の半泣き顔が待っている。

マサル、ほんまにありがとう。
君とボーイズのためならこの痛みはかゆいもんや!

実際かゆいどころかびっくりするくらい痛いけど。


この先いくつのボールがパンクするのかは予想できないが、(ほんまにいともたやすく潰れる)
もう、大丈夫。

俺の指がつぶれない限り。





Tutaonana baadaye.

2011-05-21

お呼ばれ

本日の昼食は学校給食でもある大好物ギゼリを我慢。

というのも同僚に昼食に誘われたから。
その誘ってくれたのが、こないだブログにも書いた
近々遠く離れたリマンドホームにトランスファーされる彼である。

そして、場所は彼の家。
メニューはウガリとスクマ。これまた最高の組み合わせ。

ひさびさの彼の家で昼休憩をくつろぐ。

そこで、
彼の結婚式の時の写真や
家族の写真
彼の子ども時代の写真
彼の元カノの写真

などを見せてもらいながら
たわいもない話。


彼も来月には転勤かと思うとさみしくなる。
それまでに今度はうちに招待して何か料理なりなんなり振る舞おう。

俺の感謝の気持ちを伝えよう。





Tutaonana baadaye.

2011-05-20

Mungu ameamua

「神が決めたんだ。」


今日の朝、いつもと職員室の雰囲気が違う、そこで知らされたのは
ボーイズの一人、セドリックが今朝亡くなったということ。

彼はサッカークラブに選抜されたメンバーのひとりでもあり。
体育では人一倍はしゃぐが、全体的に控え目な生徒だった。

ここ数日体育の授業は見学し、どう見ても元気がなかった彼。
病院に行って薬をもらってたが、昨晩11時ごろ急に容体が悪化し、病院に搬送され

そして、明朝4時ごろに
血を吐き、呼吸も次第に弱っていき、息をひきとったそうだ。


彼の死を聞き、何とも言えない気持ちがこみあげ、校舎裏で泣いた。
教え子というかケニアでの友達の一人が死んでしまった。

ふと思い出す、彼のはにかみ笑顔と俺におもっきし怒られての半べそ顔
そして、「ムワリム~!」と呼ぶ声。


彼の死を知り、各々の責任と今後の課題を話し合う同僚たち。
セドリックの写真を持ってきてと頼む同僚たち。

彼の死を知り、泣きじゃくったり、呆然とするボーイズたち。
この光景を見て、いかに彼が皆から好かれていたかということに気づき、また涙がこみ上げる。

けど、泣いてばっかりもいられない。辛いのは皆同じ。
今の沈んだボーイズの支えになることが今の課題。

とにかく彼の冥福を祈る。


同僚「死は人生にとって避けられないもの。明日は俺かお前かもしれない。
神が決めたんだ。彼のことを祈り、今日も頑張ろう。」

ボーイズ「セドリックは死んじゃったけど、それは神が決めたこと。
これからは神がセドリックを守ってくれるから、それに祈ろう。」






Rest in peace, Cedrick.

2011-05-19

晩酌

という習慣は俺にはない。


しかし、昨日ふとビール一本だけ飲もうと思って
帰宅途中のスーパーに立ち寄る。

任地で飲む酒は前回、ハートniシュートの時に皆で飲んだのが最後で、
かなりご無沙汰。

ひとりポツンと家で飲むのだが、ひさびさのビールに気分はルンルン。
家に着きまず、冷凍庫に全くもって冷えてないビールをいれキンキンにするも
家で飲む習慣がないため、5時間も入れっぱなし。
ビールの缶はもちろんキンキンを通り越している。

だが、飲みたい衝動が止まらなかった俺は
中身が凍ってないのに本日の運を全て注ぎ、ふたを開ける。

案の定、半凍り。
しかし、開封と同時に飛び出した大半のビールと寝る前にビチョビチョになった上着。

ここでやっと心が折れ、半ばスネた状態の俺は
一滴も口に入れず、着替えず就寝。


そして、今
見事リベンジを果たし、飲みながらこのブログを書いている。

よし、飲みながら昨日の服洗濯しよ。





Tutaonana baadaye.

2011-05-18

ニューボーイズ

が近頃かわいくて仕方ない。


先月にゲダスル更生学校から、うちに転校してきた彼ら。
最近名前も覚え、それぞれと関わりよく見てみるととてつもなく愛らしい。

しかし、ニューじゃないボーイズも相変わらずかわいい。

ニューボーイズの売りは新鮮さとひとなつこさ。
ニューじゃないボーイズの売りはこれまでの過ごした日々とひとなつこさ。


赴任当初は遠目からどころか近場からでも判断しづらかったボーイズも
いまや、すぐに誰か大抵わかる。

表情でその日の気分、調子もわかる。

逆に彼らも同じように俺の気分、調子を気遣ってくれる。
やっぱりかわいい。


ニューだろうがニューでなかろうが、
毎日新しい彼らを見るためにもっと頑張ろう。




Tutaonana baadaye.

2011-05-17

同僚(教科担当)の午後

はそれぞれ。


俺を含めKRSには9人(男5女4)の教科担当の同僚たち
午後にはほとんど授業がないため、皆各々の時間を過ごす。

俺の居場所は午後はほぼ常に運動場。
ボーイズが洗濯やら水浴び終わるまで、同僚とおしゃべりしたり、グラウンドでゴロゴロしたり。
その後はボーイズとキャッキャはしゃぐのみ。

他の同僚(男性たち)はおしゃべりもしくはその日の気分でボーイズ集めてサッカーの試合組んだり。

他の同僚(女性たち)はほぼ毎日「すごろく」
勤務終了時間まで。約2時間強。

なぜ毎日同じすごろくに飽きないのかは気になりすぎるが置いといて、
別に授業はちゃんとやって午後を迎えたのだから、別に何してもいい気はする。

ノートチェックとかは午前中にちゃんとしてるし、
授業も一応教室には足を運んでる。

にしても毎日おんなじすごろくって。


以前、必死に物を探す同僚に「何探してるん?」て聞いたら、
「ゴールド!!」という返事。

えっ、ゴールド!?ゴールドって何よ、大事なもんやん。そら見つけな
と言って捜索お手伝い。

その数分後、発見者の手に握られていたのはサイコロ。

「これは私たちのゴールドよ」
というジョークとも本音ともとれる言葉に笑い転げたのを覚えてる。

にしてもゴールドって。例えすぎでしょ。


そして本日、クラブの練習前にオフィス行くとすごろくしてる彼女たち。
もちろん昨日もしてる。

そして、オフィスにはいった俺に
「あー、喉乾いたからソーダ買って。」
もちろん冗談だが、この一言に唖然である。

手持ちないし、今からサッカーの練習やから無理やー。てか、自分で買えよー。
と言い残しグラウンドへ。


喉乾くまですごろく。
歩いて水飲みに行きゃいいのにすごろく。

もう思い出すだけでわらける。
ただ、愛すべき同僚たち。
今日、バナナとポップコーンもらったから明日ビスケット買ってこっと^^


ただ、
俺には毎日すごろく、ちょっとつらい。
それが例え「人生ゲーム」であっても。

いや、「人生ゲーム」ならとも考えたが、やっぱ無理。




Tutaonana baadaye.

2011-05-15

家の中に鉄格子

本日、家の中にも鉄のグリルを設置しました。

個人的にはいらんけど、
つけなさいって言われたらつけるしかないよな~。

ぱっと見、完全に我が寝室は檻。



そしてついにリビング、天井のペンキ塗りが終わり。
これで、もっぺん掃除してリビングに家具が置けるってもんよ。

明日、ビニールカーペット買いにいこーっと。

ただ、テーブルを作ってもらうんがめんどいなー。
任国外旅行でお金ないし、8月くらいにテーブルは買おっと。





Tutaonana baadaye.

2011-05-14

かほり

日本語のあいさつが同僚間にも多少浸透。
「おはよう」が毎朝飛び交ってる。

そして、「ゲンキ?」を広めようとしてるが、
一番最初に覚えた同僚が毎朝俺に

「キンキン?」とたずねてくる。。
誰が愛川欽也やねん!!

何回「ゲンキ?やで」と言っても、変化がないので
「うん、ゲンキ。」ととりあえず返しておく。

あっ、前振りの余談が長過ぎた。。


本題はタイトル通り「かほり」

俺の感覚では、
日本人もケニア人も人間ちゅう生き物は

よいかほりも
よくないかほりも

どちらも匂いたがる気がする。


例えば、
よい飯のかほりがくると鼻クンクン
よいかほりの香水やシャンプーの人が通ると鼻クンクン
とりあえずクンクン。

屁こいたらよくないかほりはわかっていても鼻クンクン
へそのゴマほじくった指もなんでか鼻クンクン
「何か臭くない?」と言われ、言われるがままに鼻クンクン
とにかくクンクン。

などなど


そして本日、授業合間の休み時間と授業中にて

俺のボーボーのすね毛をいじり、剃れば?と投げかけてくるボーイズ。
剃らん!と言い、意味もなくすね毛を何本か抜きボーイズに渡す。

すると
ボーイズ、すね毛クンクン。


授業中、サッカーの試合前に各自の爪チェックをしていると、
やっぱり伸びっぱなしのボーイズ数名。

そしてとりあえず切ってやると、
ボーイズ、その爪クンクン。


俺のすね毛は臭くないと信じたいが、爪はちょっと臭いかも。
気になってしまったが故に、クンクンしたくなる。


やっぱり俺の感覚は正しいようだ。
「人間は匂いたがりである。」





Tutaonana baadaye.

2011-05-13

出てこいやっ!by高田

逃げ出したボーイズがまだ見つかってない。
もう4日経過。。

とにかく心配だ。

この週末はタウンの中を歩き回って探してみよ。
もう、ケリチョにいない可能性もあるが。。

きっと今頃元のストリート生活と同じようなことをしているか
物乞いをしているのはほぼ間違いないだろう。

ただ、元気はなくとも無事であればそれでいい。


どこにおんねん!!
おーい、出てこいよー!!

ひたすらに神頼み




Tutaonana baadaye.

2011-05-12

バックします。

体育の授業中のかけっこにて
一番盛り上がる種目はバック走。

ただ単に後ろ向きに走りスピードを競うというだけのもの。


しかし、後ろ向きに走ったことのないボーイズがやると、

走り方がぎこちなくロボみたいに走る。
そしておもっきりこける。
後ろ向きに走ってるため、気づかず牛のウンコ踏む。

などなど


みんな互いに笑い笑われ。もちろん俺も。

おもっきしウンコ踏んですべって転んだなんてボーイズ以外の人にはもう見せたくない。

そして、その後
靴と短パンを学校で洗う姿はボーイズにももう見せたくない。





Tutaonana baadaye.

2011-05-11

プリズンブレイク

に現在はまっている。
というのは真っ赤なウソ。


本日、ボーイズ2人が逃げたという情報が同僚より届く。
昨日の晩御飯後の出来事らしい。

ゲダスルのマサルに報告したところ、
2人ともゲダスルにいたときに一度逃げており、結局見つかったとのこと。


しかし、今回はまだ見つかっていない。
見つかったという情報も流れていたが、結局見つかっていないらしい。

彼らは制服の下に普段着のシャツを着て逃げたようで、
おそらく道中に制服を捨てているため、簡単には見つからないかもしれない。

しかし、彼らはお金を持っていない。
簡単には遠くに行けない。
飯も食えない。
雨季に入り降雨後の冷え込みに耐えれる服も持ってない。


逃げたことは置いといて、
とにかく彼らの安否が心配だ。

知り合いもいないこの土地のどこにいるのか。
また、ストリート生活の時と同じようなことをしてしまわないか。


見つかった後はおそらくひどく叱られボコボコされるんだろうが、
とにかく無事を確認したい。

その後、話ができるなら話をしたい。
学校の外はどうだったかとか。


さて、今気になるのは彼らの安否ともう一つ。
彼らが逃げ出した原因はどこにあるのかということ。

うちの更生学校のシステムにあるのか。
俺を含む教員にあるのか。
それとも彼らにあるのか。
彼らの家庭、もしくは育った環境か。

今後、彼らが戻ってくることを祈り、
その点をよく観察していきたい。



そして今、外はかなりの土砂降り。。





Tutaonana baadaye.

2011-05-09

俺ん家

はやっぱり何もない。

こないだのハートniシュートの時にわが家を見に来た隊員
先日、わが家に泊まりに来た隊員が皆

何これ
なんもないやん

と口をそろえる。


10カ月近くこの家に住んでいるというのに
リビングは一切家具なく倉庫状態。

リビングにあるのは、
段ボールとご近所さんから預かったマットレスのみ。

写真を載せようとも思わないほど、
何もない。

何もないリビングを想像出来ればしてもらいたい。
おそらく、容易なようで容易でない気がする。



口では
「ビニールカーペットとテーブルやクッションくらい買うよ」と言うものの
残りの任期(1年強)を考えると行動に移さないであろうことが自分でも目に浮かぶ。


しかし、どんな家でもわが家はわが家
居心地がよいのに変わりない。

ま、リビングにテーブルとクッションがあればもっと居心地が良くなるのは間違いないけどね。





Tutaonana baadaye.

2011-05-06

トランスフォーマー

じゃなくてトランスファー


今日、一番仲の良い同僚が
今月末にマリンディ(コーストのほうの町)のリマンドホームに転勤になると教えてくれた。

彼はKRSのドライバーで家まで送ってくれたり、
急に家に呼んでご飯やらお茶ご馳走してくれたりと
とても親切でなおかつ話しやすい素敵な同い年のやつである。

休日に一緒に昼下がりにバナナ食ったり、音楽聴いてのんびり喋ったり、
サッカーの練習に付きあってくれたり。
赴任当初から俺の緊張をとき、楽しませてくれた彼。

マリンディのリマンドにもJOCVがいるのかと気にしたり、
ケリチョとマリンディ間の果てしない距離を気にしたり。
かわいいやつである。

マリンディのリマンドホーム
年末にマリンディに行って彼に会い、その足でコーストでまた羽のばすのもありだな。

とにかく、彼にはまた会いたい。
そして、彼がケリチョにいる間に感謝の気持ちも伝えなきゃ。




Tutaonana baadaye.

2011-05-04

新ターム

5月より新ターム開始

ターム休み中に来た新しいボーイズ達にとっては
KRSで過ごす初のターム、俺の授業。

不安ながらもこの緊張感が好き、楽しみだ!


そして、エチオピアに行ってる間だいぶご無沙汰にしてたので、
久々に行ったKRSではボーイズから挨拶の握手と待ちわびてたの言葉の嵐

これほど嬉しいことはない。
気合いが入リ過ぎてか空回りすることがないように気をつけよう。

同僚たちも相変わらずお元気で、ターム開始直後とあってやる気がいつもより数割増し!


体育に英語にお絵描き、工作
残りがっつり関われるタームは今回含め3ターム。

慣れの中にも新たな発見を通して、彼らと触れ合っていこうっと。




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2011-05-03

復活

どーもー
急な話ですがブログ復活します!!

一カ月近く何となく自粛してたん解除します!!
このブログ、自身の生存報告も兼ねてるんで、その点ご考慮願います。

その間に書きためてたのを一挙公開するんで、よろしくお願いします。

では、また暇な時にどうぞ。


写真はケリチョのゲストハウスの一室にあった足ふきマット






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2011-05-02

お披露目会

5月1日夜
同期のようこちゃんママとお友達が来ケニアと言うことで、
ようこちゃんママ(えいこ)のお披露目会という名目のエジプト料理店でのお食事会。

ダジャレ連発のようこちゃんママを止めるすべがなく
解散まで、飽きることなく爆笑させていただいた。

たまにダジャレで時を止めるようこちゃんママはとても愛らしいマスコット的な存在であった。
てか、ブログで人のおかんを評価していいのだろうか。


5月2日夜
同期のカトゥーンの奥さん
同期のヒロキの彼女
同期のさっちゃんの彼氏
以上のメンツが来ケニア中ということで、
彼らのいちゃいちゃお披露目会という名目のエチオピア料理店でのお食事会。

カトゥーンの奥さん(いくちゃん)は日本を出発する前からの顔見知りで
再会を楽しみにレストランへ向かう俺とマサル。

しかし、いくちゃんはマサルのことを覚えておらず。
合コンを組んでくれると約束したことも覚えておらず。

ま、なんにせよ相変わらずかわいい素敵な嫁はんであった。
また、京橋で飲みましょねー!!


そんなこんなで
二夜連続の親、嫁、彼氏彼女お披露目会。

いつか、俺のおとんかおかんか妹が来た際には
皆に胸張って披露目てやろうかな。

これが、噂のおとんとおかんと妹ですと。

彼女もいつの日か披露する日が来たならば披露しようと思う。




Tutaonana baadaye.

2011-05-01

25周年

4月24日で25歳になってました。
四半世紀です。
もうすぐ20代折り返しです。

つくづく皆に生かされてる
ひとりじゃ何も出来んなーと感じる。

この一年はまるまるケニアで過ごす一年。
この先一生こんな一年は過ごせないであろう一年にしてやろう。

来年の今頃、
自分自身にこの一年の感想を求めてみたいと思います。


Happy Birthday to me~♪




Tutaonana baadaye.