2011-05-20

Mungu ameamua

「神が決めたんだ。」


今日の朝、いつもと職員室の雰囲気が違う、そこで知らされたのは
ボーイズの一人、セドリックが今朝亡くなったということ。

彼はサッカークラブに選抜されたメンバーのひとりでもあり。
体育では人一倍はしゃぐが、全体的に控え目な生徒だった。

ここ数日体育の授業は見学し、どう見ても元気がなかった彼。
病院に行って薬をもらってたが、昨晩11時ごろ急に容体が悪化し、病院に搬送され

そして、明朝4時ごろに
血を吐き、呼吸も次第に弱っていき、息をひきとったそうだ。


彼の死を聞き、何とも言えない気持ちがこみあげ、校舎裏で泣いた。
教え子というかケニアでの友達の一人が死んでしまった。

ふと思い出す、彼のはにかみ笑顔と俺におもっきし怒られての半べそ顔
そして、「ムワリム~!」と呼ぶ声。


彼の死を知り、各々の責任と今後の課題を話し合う同僚たち。
セドリックの写真を持ってきてと頼む同僚たち。

彼の死を知り、泣きじゃくったり、呆然とするボーイズたち。
この光景を見て、いかに彼が皆から好かれていたかということに気づき、また涙がこみ上げる。

けど、泣いてばっかりもいられない。辛いのは皆同じ。
今の沈んだボーイズの支えになることが今の課題。

とにかく彼の冥福を祈る。


同僚「死は人生にとって避けられないもの。明日は俺かお前かもしれない。
神が決めたんだ。彼のことを祈り、今日も頑張ろう。」

ボーイズ「セドリックは死んじゃったけど、それは神が決めたこと。
これからは神がセドリックを守ってくれるから、それに祈ろう。」






Rest in peace, Cedrick.

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